【元ネタ】
アーサー王伝説群
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
モルガン・ル・フェイ
【真名】モードレッド
【性別】男
【身長・体重】154cm・44kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力A- 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
単独行動:E
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクEならば、マスターを失っても数時間は現界可能。
【固有スキル】
直感:A
戦闘時に常に自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。
研ぎ澄まされた第六感はもはや未来予知に近い。視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。
魔力放出:A-
武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
ブリテンの赤い竜とサクソンの白い竜、対立する双方の竜の因子を保有する
アヴェンジャーの魔力放出スキルは安定せず、十全に機能していない。
カリスマ:C
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
煽動者として、王への叛意を抱かせるに足るカリスマを持つ。
【宝具】
『綺羅月の如き麗剣(クラレント・モルゴース)』
ランク:B- 種別:対人宝具 レンジ:1-2 最大補足:1人
戴冠の儀礼に使用される宝剣。華美であるが、武器としての精度も高い。
元来は王が自らの膨大な魔力を、儀式を行った臣下に分け与える分配の聖剣だが、
簒奪者の手に渡ったことで、斬りつけた相手の傷が治癒するまでの間に、
一時的なレイラインを強制接続、魔力を収奪する魔剣に成り下がっている。
『勝利すべき黄金の剣(カリバーン・オルキヌス)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1-3 最大補足:1人
──かつて騎士王が岩の台座より引き抜いた、王権を象徴する黄金の聖剣。
『綺羅月の如き麗剣』を封印することによって使用可能となる、ブリテン真正の王剣である。
湖の妖妃の魔力に染まり、王位に相応しくない者の手に握られているため属性が反転、
魔剣としての格を得てしまっている。
敵に突き刺さった刀身から迸る黒い極光は、相手の耐久を無視して内側から切り刻む。
『相殺呪詛・蛭子炉心(モータルドレッド・ヘカトゥーム)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:1人
隠された宝具。アヴェンジャー本人も与り知らぬうちに設置された相討ちの魔術。
予言を阻止するため海に流された罪無き子らの、苦痛と怨嗟の魂を精製した黒い霊核。
魔力不足やダメージによりモードレッドのステータスが低下している状態では、
アルトリアと対峙した際に同等となるように魔力を供給。さらにHPが0以下の状態でも、
肉体を機能停止させず、アルトリアが死ぬまでモードレッドを死なせない呪い。
この宝具を除くことは、心臓を破壊することと同義である。
【特記事項】
アーサー王の息子にして反逆の騎士。
王とその異父姉である湖の妖妃モルガン・ル・フェイの間に生まれた不義の子。
魔術師マーリンが「五月一日(メイデイ)に生まれた子が王を滅ぼす」と予言し、
恐れたアーサー王はその日に生まれた全ての子達をボロ船に載せて海に流した。
善良な騎士に救われたモードレッドは長じて後キャメロットの宮殿に参上し、円卓の末席に加わる。
のちに兄の
アグラヴェインらと共謀し、ランスロットと王妃の密通を暴き、アーサー王はモードレッドを
摂政に命じ、ランスロットを征伐すべくフランスへ渡る。その間に反乱を起こしたモードレッドは、
グィネヴィア王妃に迫るも拒否されるが、宝物庫より重代の名剣クラレントを奪い、戻った王軍と戦う。
ガウェインらを戦死させるも、戦乱に疲れた両軍勢に和解の空気が広がる。
しかし休戦調停の陣幕にて、一人の騎士が足元の蛇に驚き剣を抜き、疑心暗鬼から話し合いは破綻。
カムランの戦いが始まり、数多の騎士が死に、そしてモードレッドもアーサー王に槍に貫かれたが、
最期の力を振り絞り、剣を振りおろして致命の傷を与えて果てた。
ホムンクルス息子。ヤンデレ。世界に「父を自分の手で殺す」とか願って契約、英霊となった。
アーサー王伝説はマダオ(と鬼女)の犠牲になった子達の物語でもある。
最終更新:2016年09月30日 22:21