【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】遠坂凛
【真名】フリードリヒ1世
【性別】男性
【身長・体重】180cm・65kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
【固有スキル】
皇帝特権:B
本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
該当するスキルは騎乗、槍術、芸術、
カリスマなど。
軍略:D
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
信仰の加護:D(B)
一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。
ただし一度教皇から破門された逸話によりランクダウンしている。
【宝具】
『帝国の呪福(
ロンギヌス)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:2~4 最大補捉:1人
神の子を刺した聖槍の名を冠した神聖ローマ帝国皇帝に代々受け継がれる呪槍。
皇帝が代々込め続けた権力の障害への呪詛を孕みながらも同時に
聖槍としての信仰をも受け続けた結果、「聖属性の呪詛」という矛盾を具現化した。
異教徒・非帝国民に対する攻撃時には長時間・高威力のスリップダメージを付与する。
また聖槍としての側面から、槍を掲げ祈りを奉げる事で自身の状態異常を回復する事も可能。
『何れ戻り来る赤髭王(リターノ・バルバロッサ)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
キリキアのサレフ河にて溺死したフリードリヒ1世は何れドイツの危機に戻りくると言われた
中世ドイツの民間信仰の具現。
フリードリヒ1世の消滅時マスターの令呪一画を強制的に消費して発動する。
マスターが死の危機に瀕した場合、フリードリヒ1世は再び座より召喚され、
12手の間全ステータスがワンランク上昇した状態で戦闘を行う事ができる。
この宝具は再召喚時には封印される。
【Weapon】
『ロンバルディアの鉄王冠』
聖釘を使って作られたとされる鉄王冠。
やはり聖遺物としての信仰と皇帝たちの呪詛を孕んだ結果、
周囲のマナを優先的に吸収し魔力へと変換する力を得た。
意図的に制御する事は出来ないが、結果的にフリードリヒ1世の周囲は
陣地作成:E-によってつくられた自陣と同様の働きをする。
【解説】
ホーエンシュタウフェン朝の神聖ローマ皇帝。二つ名の赤髭王、バルバロッサは
赤みを帯びた髭の持ち主であったと同時にイタリアへの注力の象徴でもある。
混乱の渦中にあった帝国内部を纏め上げ、宿敵ハイリンヒ獅子公とは和解してみせるなど
瓦解しつつあった帝国を持ち直させたドイツの英雄。
しかしその後はイタリア政策に心血を注いだ事で一度は戴冠を受けた教皇から破門される、
和解したハイリンヒ獅子公と再び対立するなど失敗も多かった。
最もイタリア遠征に反対した事を理由にハイリンヒ獅子公とその支持者たちを
帝国から追い出すなど国政に関しては成功例が多く、イタリア政策の失敗後はそちらに力を注いでいる。
第3回十字軍にも参加し
リチャード1世らに先んじて侵攻するも
小アジア南東部、キリキアのサレフ河にて沐浴中に溺死するという意外な最期を遂げる。
何れ戻り来る、という伝説はこの突然の死に由来する所が大きい。
ちなみに宝具「何れ戻り来る~」はEXTRA用にカスタマイズ済み
最終更新:2016年09月30日 23:01