【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ソンツェン・ガンポ
【性別】男性
【身長・体重】178cm・69kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力B 幸運B 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:A+
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
”神殿”を上回る”大神殿”を形成する事が可能。
【固有スキル】
神性:D
明確な証拠こそないものの、観音菩薩の化身と言われている。
カリスマ:C
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。
軍略:D
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
【宝具】
『刺し封ず十二釘(チュンニー・ルカグス・グザー)』
ランク:A+ 種別:対魔宝具 レンジ:1 最大捕捉:12人
チベット高原に横たわる大羅刹女を封印した12の寺を釘に模して変形させた魔術武装。
これに刺された者・アイテム・地点は、魔力の流れを完全に封じられる。
真名を解放して発動することで、釘を”大神殿”クラスの寺院に展開させることが可能。
展開した寺院を一つ破壊することで、大羅刹女の魔力、あるいは力そのものを
借り受けることも可能だが、制御は困難であり、一つ寺院を破壊する度に
大羅刹女の封印は弱まっていく。
『封ざれし仰臥女(ボン・チェンポ)』
ランク:EX 種別:対国宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
『刺し封ず十二釘』を全て破壊することでチベット高原に横たわる大羅刹女に起動を嗾ける。
この大羅刹女は体躯が一国にも匹敵し、非常に強大であるが、
キャスターはこの大羅刹女を使役・制御することは出来ず、
逆に大羅刹女に敵と認識される可能性すらも孕んでいる。
【解説】
古代チベット・吐蕃の封印王。生誕581年。649年没。在位:630年-650年。
父王が毒殺されたことで即位し、その後は反乱を起こす諸部族を平定してチベット高原を統一。
都をラサに定め、領域を拡大し、チベット文字を制定し、
インドや中国の文化を積極的に取り入れ、本人も仏教に帰依した。
唐の姫である文成公主を息子の妃に迎え、一度は王位を退いたが、息子が落馬死した為、
再び王位の着き、未亡人となった文成公主を娶る。
文成公主の占いによるとチベットの国土の下には羅刹女が眠っており、
これを封ずる為に12の寺院を建てる必要があるとされ、ソンツェン・ガンポはこれを実行した。
戦・政治による領土拡張で吐蕃を発展させたが、晩年は功臣の処刑が続いたという。
ソンツェン・ガンポが紅丘に造った宮殿の逸話に因んで、
ダライ・ラマ5世が建設したものがポタラ宮である。
ポタラとは観音菩薩の仏国土「補陀落」を意味し、
ソンツェン・ガンポは観音菩薩の化身であると言われる。
【コメント】
「世界史で習った何か印象に残る名前シリーズ」その4。
割とテキトーに作った。宝具の名前もテキトー。
戦争も得意だったご様子で、略奪もやったりしている。
王位を退いたのが没年より後ってどういうことだろう。
適正クラスは本来はないが、羅刹女の伝説からキャスターになった。
最終更新:2016年10月01日 15:14