【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】カール・マリア・ヴィリグート
【性別】男性
【身長・体重】181cm・79kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷E 魔力C 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
道具作成:C
魔力を帯びた器具を作成できる。
陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”の形成が可能。
【固有スキル】
精神汚染:B
精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を高確率でシャットアウトする。
ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。
魔術:C
自らが主張する古代宗教の教義に則った魔術を行使する。
ルーン:C
北欧の魔術刻印・ルーンの所持。独自の文字列を創出した。
【宝具】
『歪曲教典(イルミニズム・バイブル)』
ランク:A 種別:対魔術宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
生前にキャスターが唱えた異教思想イルミニズムの教典。
その実体は世界中に蔓延する誇大妄想と歪んだ神秘主義の象徴であり、
歴史に少なからず影響を与えた事で宝具の域に昇華した。
己の狂気が赴くままに既存の魔術基盤や信仰を改竄し、様々なランクAのスキルを獲得する。
該当するスキルは魔術、
高速神言、神性、聖人、魔眼など。
また、応用としてあらゆる魔術や
神の加護を遮断する事も可能。
『央に聳えし魔城(ヴェヴェルスブルク)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~80 最大捕捉:1000
キャスターが生前、魔術儀式をとり行った古城を大魔術により再現する。
この城自体も世界の中心であるという寓話や、聖槍の保管、救世主伝説など様々な逸話を持つ。
陣地作成によって形成されたものとは別次元の“異界”として機能し、
城内では無尽蔵の魔力を独占できるため、キャスターは魔術的に絶対の優位を得る。
『歪曲教典』との併用で、聖槍の探索者の亡霊や歪められた精霊の召喚、使役を行える。
【解説】
ナチス・ドイツのオカルト思想に、少なからず影響を与えた病める神秘主義者。「ヒムラーの
ラスプーチン」の異名を持つ。
1933年9月にハインリヒ・ヒムラーに気に入られ、後にナチス・ドイツ親衛隊に入隊。
ヴェヴェルスブルク城の購入を勧め、そこで様々な怪しげな儀式を執り行った。
他にもアーネンエルベと密接に連絡を取り、オカルト研究や民族の優秀性の主張など幾つかの活動が記録されている。
高い地位を保っていたヴィリグートだが、精神病院入院の過去が暴露され、また本人の女性に対するセクハラにより失脚する。
彼の思想は非常に独特であるとされるが、グイド・フォン・リストの思想との類似性も指摘され、
似たり寄ったりの陰謀論や民族の起源主張は現在も多数存在している。
最終更新:2016年10月01日 18:31