アレクサンドル・スヴォーロフ

【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】アレクサンドル・スヴォーロフ
【性別】男性
【身長・体重】193cm・89kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具C+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
軍略:A+
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具や対城宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具、対城宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

先制攻撃:A+
 戦闘において先手を取る能力。
 戦闘開始後5ターン目まで優先的に行動を開始できる。

精神汚染:A
 凄まじい奇行癖を数多く持ち、他の精神干渉系魔術を高確率でシャットアウトする。
 戦闘中こそ軍略家としての顔になるが、それ以外では扱いにくい変人でしかない。

【宝具】
『白兵戦に偽りなし(プリュ・ウジェツ・シュテク・チェスナ)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
 スヴォーロフのモットー。「弾丸は嘘をつく。銃剣は正直だ」の象徴である銃剣。
 レンジが10以上の宝具とアーチャーが対峙する際、
 相手に不利な、こちらに有利な補正を常時課す。
 また、この銃剣は戦場に於いて“嘘をつかず”、
 相手がいかなる対応をして防御、ないし回避の判定を成功させても、
 微量ではあるものの固定ダメージを常に与える能力も持つ。

【解説】
 ロシア帝国最後の大元帥。
 アレクサンドル・ヴァシリエヴィチ・スヴォーロフ(1729~1800)
 父ヴァーシリー・イヴァノヴィチ・スヴォーロフはピョートル一世仕えの将軍で、
 彼も1742年に軍に入隊。18歳で士官学校に入学し、
 卒業後はソコーニン少将の副官となり、欧州を周る。
 ポーランド侵攻の際も3連隊を率いて戦果を挙げ、少将に昇進した。
 その後、コシチュシュコの蜂起を破ったことで“大帝”エカチェリーナ二世より元帥杖を賜わるが、
 彼女の死後は“マッドツァーリ”として知られるパーヴェル一世によって解任される。
 だが、すぐに押し迫ったフランス革命戦争の折に呼びもどされ、再度指揮を執る。
 1799年、フランス軍の追撃を振り切るためのアルプス越えを敢行した功績により、
 大元帥の地位を授与されるが、翌1800年にパーヴェル一世によって全ての地位を取り上げられ、軍を追放される。
 同年5月に稀代の戦術師はこの世を去るが、言われの無き罪により葬儀は非常に質素なものとなる。
 だが、彼の名誉は後にアレクサンドル一世によって回復される。
最終更新:2016年10月01日 18:59