藤原利仁

【元ネタ】史実+御伽草子『田村草子』
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】藤原利仁
【性別】男性
【身長・体重】不明
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷D 魔力D 幸運D 宝具A++
【クラス別スキル】
騎乗:C+
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【固有スキル】
無窮の武練:C
 後世の源為朝・義仲・義経らの武威がライダーに準えられたほどの武芸の手練。
 いかなる戦況下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。

動物使役:D
 狐など、霊力のある種族であれば行きずりの動物でも使い魔に出来る能力。

軍略:D
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

カリスマ:D
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、軍事貴族の一人としては破格の人望である。
 利仁流藤原氏の祖として発揮した威厳と能力に起因したスキル。

仏の加護:D
 毘沙門天・諏訪大明神・稲荷大明神による加護。

【宝具】
『迷神妖惑(めいしんようわく)』
 ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1~60 最大捕捉:10
 都の五位を先導し、あれよあれよという間に越前まで連れて来てしまった逸話に由来する宝具。
 姿を見せた相手から逃げ切ることで、相手の距離と方向と時間の感覚を狂わせ、
 あらかじめライダーが呪具となる物を設置した地点まで誘導することが出来る。
 通常、相手は到着まで術中にあることに気付かない。

『双蛇繚乱(そうだりょうらん)』
 ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000
 全長百尋、一睨みで五百余騎の軍勢の命を奪い、炎を吐いたという
 ライダーの母方の伯父にあたる二頭の大蛇、倉光と喰介を召喚し、騎乗スキルを一時的にA++に上昇させて使役。
 かつて都を震え上がらせたという霊威で一帯を蹂躙する。 

【Weapon】
 無銘・太刀
 法全阿闍梨の発した護法に切りかかった際に用いた太刀。

 角突弓・神通の鏑矢
 母方の伯父に当たる二頭の大蛇を滅ぼしたとされる武具。
 竜種の血を引く者に対してダメージ補正を得ることが出来る。

【解説】
藤原秀郷と同時代に活躍した軍事貴族。
後世、北陸を中心とした各地に子孫が土着して武士団を形成し、それに伴って北関東の群盗征
伐や坂上田村麻呂との因縁譚、新羅征伐の大将軍拝命、奥州の鬼退治などの伝説が生じた。
世間一般には芥川龍之介の小説『芋粥』の登場人物として知られる。
最終更新:2016年10月01日 21:47