【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】立花誾千代
【性別】女性
【身長・体重】151cm・45kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力E 幸運B 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
【固有スキル】
直感:C
戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。
敵の攻撃を初見でもある程度は予見することができる。
カリスマ:D+
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、一軍のリーダーとしては破格の人望である。
父譲りの采配も見事だが、自ら前線に立つその姿は兵の士気を大いに高める。
指南の心得:D
多くの人間を育て上げた者が得るスキル。指導者としての手腕。
ランクDなら自らの持つ技能であればある程度習得させる事も可能。
誾千代は薙刀術・鉄砲術など、いくつかの武道を教える事が出来る。
【宝具】
『西国無双の妻、かくもあり』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:2~20 最大捕捉:1人
誾千代が好んだ武装、大薙刀と火縄銃を合成した一種のガンブレード。
その刃と弾は誾千代の威圧の結晶とも言えるもので、
視界に納めた相手の精神に作用し動きを鈍らせる効果を持つ。
日本の大英雄ですら退けた逸話から大抵の対精神干渉スキルでは防御できず、
無我などの一部のスキルでのみ抵抗が可能となる。
『宮永殿鉄砲隊、ここにあり』
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:5~20 最大捕捉:100人
誾千代が指導、指揮をした女鉄砲隊による援護射撃。
誾千代の背後の空間から射出される弾丸が誾千代の戦闘を援護する。
射撃間隔は長いものの、攻撃に使用される魔力は射撃手達が負担する。
規模こそ桁違いではあるものの、かの征服王にも通じる絆の具現である。
【解説】
大友家の重鎮、戸次道雪の娘。
1575年、6歳の頃父より家督を譲られた日本でも珍しい女城主である。
元々武芸に秀でていたとされるが、その頃から城内の侍女に鉄砲術を教え
女鉄砲隊を組織するなど、立花家を支えるために尽力していたとされる。
1581年、12歳で幼なじみ高橋統虎(後の
立花宗重)と結婚、城主を譲る事となる。
その後朝鮮役で宗重が城を留守にしている頃に太閤秀吉に呼びつけられた際、
好色と噂される秀吉を警戒し自らと女中数人で武装した姿で参上、秀吉の肝をつぶしたとされる。
1594年ごろから宗重と別居、宮永館へと移り住む。
関ヶ原の戦いでは宗重の帰参に際して迎えを派遣する等の心遣いも見せるものの
自身は顔を合わせる事もなかったという。
また、直後に鍋島氏や
加藤清正による侵攻に対して夫が迎撃に奔走する傍ら
海からの侵攻を察知して警戒体勢をとり上陸を防ぐ、侵攻ルート上に自ら陣を張り
侵攻ルートを変えさせるなど陰ながら宗重を支えたとされる。
その後立花家が改易された後、上方に上がった宗重をよそにじょじょに衰弱。
「妾の命に代えて、夫宗茂を再び世に送り出し給え」と願をかける日々を送った後、
1602年この世を去ったとされる。
夫、宗重と別居したことや子供をもうけなかった事から不仲だったとする説が主流だが
近年(主にサブカル方面で)の創作物では俗に言うツンデレだったとされる事も増えてきている。
余談だが誾千代の「誾」とは“慎み人の話を聞く”という意味なのだが、
あまり人の話を聞かない性格だった、とされる事もある。
最終更新:2016年10月01日 22:29