【元ネタ】捨て童子・松平忠輝
【CLASS】セイバー
【真名】松平忠輝
【性別】男
【身長・体重】173cm・66kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
カリスマ:B
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、Bランクは一国の首班にも十分なものといえる。
気配遮断:D
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
無窮の武練:C
奥山神影流開祖を上回り、柳生の刺客を全て返り討ちにした武練。
いかなる戦況下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。
勇猛:B
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
【宝具】
『浪泳ぎ兼光(なみおよぎかねみつ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
斬られた者が三間ほど泳いで川を出てから二つに分かれた、という名刀。
この刀により傷を負った者は、次ターンの自分の手番終了時に
“もう一撃受けていた事実に今気付いた”ことに過去を改竄され、回避不可の追撃ダメージを受ける。
効果発生までに刀を破壊するか、使い手である忠輝を滅ぼせば回避できる。
『野風(のかぜ)』
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
天下人の象徴たる名笛。
この笛の調べを聞いた者は、Bランク以上のカリスマか
反骨の相を持たない限り
以降30ターンは全能力をワンランク下げる“重圧”を忠輝との対戦時に受ける。
元は織田信長の持ち物であり、秀吉、家康の手を経て忠輝に渡った品。
【解説】
※この忠輝は隆慶一郎版(フィクション)であり、史実系の人物・地名・団体等とはほぼ関係ありません
徳川家康と側室・茶阿局の間に生まれた家康の六男。
大名としての最盛期には川中島と越後福嶋合わせて75万石の大大名。
誕生直後、家康に「鬼子である」と忌まれ、捨てて他家の者に拾わせるよう言われた子。
剣も槍も習わずして師範を負かせる天才児であり、また無類の暴れん坊でもあったが
兄・秀忠との初面会後に彼を育てたいと申し出た奥山休賀斎に学ぶこととなって以降は
(以前と比べれば)まっとうに育っていった。上泉信綱から新陰流の的伝を得た休賀斎は
忠輝にとって初めて「勝てない」人物であり、それに挑む楽しさと鍛錬により満ち足りたのである。
そのうちに休賀斎をも超え、また
傍若無人ながら人々を惹きつけるこの弟に
凡人である秀忠は嫉妬と恐怖を抑えられず、
柳生宗矩に命じて度々暗殺を謀ったが
本人の武練と、“道々の者”や大久保長安配下の雨宮次郎左衛門にその護衛・才兵衛といった
彼が親しく交わった者たちの尽力によりことごとく失敗に終わっている。
少年時代に使者として大阪城を訪れた際に
豊臣秀頼と友誼を結び
「たとえ父や兄が大阪と戦を起こしても、自分だけは決して戦わない」
と誓いを立てており、大阪夏の陣においては影武者を残して戦場から消え、
落城間近の大阪城を訪れ秀頼と最後の酒を酌み交わしている。
また首を渡したくないとの秀頼の望みにより、山里曲輪を爆破し遺体を焼失させた。
夏の陣前後の不行状を口実として秀忠に改易され流罪となった後は、
家康に譲られその後は公儀の目から行方不明となった莫大な黄金と
周囲に潜む“道々の者”や隠れ切支丹武士に守られる『最も物騒な流刑人』として
大名の責務からも解放されてのびのびと暮らし、綱吉の時代に92歳で生涯を終えた。
最終更新:2016年10月02日 21:26