【元ネタ】
アーサー王伝説
【CLASS】キャスター
【マスター】セレニケ・アイスコル・ユグドミレニア
【真名】ギネス
【性別】女
【身長・体重】166cm・55kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力A 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”の形成が可能。
【固有スキル】
妖精文字:A-
妖精郷の魔術刻印・妖精文字の所持。
クォーターゆえの適性不足か、発動に失敗する場合もある。
魅了:C
異性を惹きつける見目の美しさ。
キャスターと対峙した者は彼女に強烈な恋愛感情を抱き、
ある程度本来の性格を無視して行動を支配される。
対魔力で抵抗可能。
話術:D
言論にて人の思考を誘導する手練手管。
異性の懐柔、魅了に長ける。
【宝具】
『焦熱の妖酒杯(グェンドレン)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:5~30 最大捕捉:50人
特殊な液体を生じさせる盃。
液体は酒のように見えるが、盃から離れて数秒後に激しい熱を発する。
振って中身を撒き散らす事で近距離での攻撃手段としても利用できるが、
回避が困難な一方で熱発生までのラグの存在と自爆の可能性からあまり適さない。
真名の開放により大量の液体を噴出させ、対軍規模の火災を引き起こせる。
また、一度限りとなるが地面に叩き付けて割ることにより最大捕捉を十倍にできる。
尚、もしも酒と思って盃から飲んだなら、特殊な耐性を持たない限りまず即死する。
【解説】
妖精の父と人間の母の間に生まれたグェンドレンは、アーサー王を誘惑して恋に落とし
娘ギネスを孕んだ。アーサーは王の職務に戻ろうと、彼女のもとを離れようとする。
グェンドレンは別れの盃を指し出し、アーサーはそれを手に取るが、一滴零してしまう。
すると、それがかかった彼の馬は20フィート跳び上がるほどの火傷をして狂ったように
走り回り、そして死んだ。アーサーは盃を地面に叩き付け、妖精の宮殿は炎に包まれた。
16年後、二人の娘ギネスは宮廷に現れ、母との約束『娘を最高の騎士と娶せる』を
王に思い出させる。アーサーは婿選びの為に馬上槍試合を開催するが、同時に
『死者が出そうな時には必ずその試合を止めさせるように』と彼女に指示をした。
しかし彼女はこれに従わなかった。母の恨みと、また彼女自身の過剰な自尊心から。
そして、彼女の魅力にとりつかれた騎士達も、自ら戦いを止めようとはしなかった。
若き騎士が次々と散ってゆく凄惨な試合の中で、マーリンの息子ヴァノックまでが
命を落とした時、マーリンが現れ試合を中止させた。そして魔術により彼女を
『未来に
円卓の騎士のような勇敢な騎士と出会うまで』の眠りに就かせ、
聖ヨハネの谷へと封じ込めた。
ローランド卿によって彼女が目を覚ましたのは、それから五百年後のことであった。
最終更新:2016年10月02日 22:53