【元ネタ】史実(?)
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】孫武
【性別】男性
【身長・体重】180cm・78kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力EX 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”を形成する事が可能。
また、戦術拠点の形成にも長ける。
道具作成:-
宝具による召喚能力を得た代償に、道具作成スキルは失われている。
【固有スキル】
軍略:A+
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具や対城宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具、対城宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
予知:B
魔術体系の一種。
太古から学び、数千年後の戦争観・国家の在り方などをも見透かした技能から習得している。
指南の心得:EX
多くの人間を育て上げた者が得るスキル。指導者としての手腕。
ランクEXなら自らの持つ技能さえも超える傑物を稀に輩出できる。
孫子兵法は、数千年以上を経た現在でも研究対象とされている。
偽装:D
伝承の曖昧さ。
真名容姿ステータスなどを看破されにくくする。
【宝具】
『孫子兵法(Art of War)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:1000人
世界最高の兵法書の神秘。
兵法書に組み込まれた炉心の魔力を用いて、
かつて将軍として率いた呉軍の兵士を召喚し、行使する。
この炉心の莫大な魔力を形成するのは、「後世のリスペクト」という形の信仰であり、
事実上、この兵法書とキャスターは、“全ての戦術家”から無限のバックアップを受け、
極めて省魔力での兵団召喚を行なうことができる。
聖杯戦争に現界しているサーヴァントやマスターなども、
一度でも“戦場”で血を流している者である限り、この宝具に有無を言わせず魔力負担を強いられる。
呉軍の兵士は全てマスター不在のサーヴァントであり、E-ランクの“
単独行動”スキルを保有している。
【Weapon】
『無銘・斧鉞』
闔閭の愛妾の首を刎ねたハルバードのような武器。
【解説】
春秋時代末に現れた、稀代の軍略家。
“孫子”という尊称で呼ばれることが多い。
生まれは斉国(元を辿れば斉に移り住んだ呉人の末裔とされることも稀にある)で、
若年期から江南の地で兵法を研鑽し、「兵は詭道なり」、「戦わずして勝つ」などの独特な兵法書を著す。
これが呉に亡命した楚人、
伍子胥(復讐鬼)の目にとまり、
子胥は呉王・闔閭に7度に渡って孫武を推薦し、結果、孫武は呉に招かれる。
闔閭は孫武に対して「俺の妾どもを強い兵士にして見せろ」と無理難題を突き付け、
それもその妾どもはかなりのスイーツ(笑)であり、孫武の指示を悉く受け付けず、笑い飛ばすばかり。
孫武が何度注意しようと妾たちは顧みなかったので、隊長であった寵妾の二人を処断する。
これによって妾達は兵士として完成されたという逸話は非常に有名である。
呉国で将任を賜わった後、伍子胥とタッグを組んで楚に侵攻し、一時期滅亡寸前にまで追い詰めた。
申包胥(泣くことに定評がある)によって、闔閭が楚から撤退を強いられた後についてはよく分かっておらず、
莫逆の友・伍子胥が自決させられたのとほぼ同時期に謀殺されたとも、
越の臣・范蠡のごとき引き際の良さで夫差を見限って、どこぞの地で富豪になったとも。
どちらにしてもその略歴は孫子兵法の有名さの割にはよく分かっておらず、謎がいまだに多い。
最終更新:2016年10月04日 11:47