【元ネタ】キリスト教
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】メルクリウス
【性別】男性
【身長・体重】172cm・79kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運A+ 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:A
A以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。
騎乗:C
騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
野獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
心眼(偽):C
第六感による危険回避。
天使の加護:A
天使の祝福により、ダメージに対して大程度の回復(リカバリー)がかかる。
この効果は自らに非がある傷でない限り発動する。
殉教者の魂:C
精神面への干渉を無効化する精神防御。
幾度と無く信仰の危機に曝されながらそれを守り抜いてきた精神の持ち主。
【宝具】
『頌栄双剣(アブ・セフェイン)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:200人
軍の剣と神の剣による双剣闘法。
帝国軍(武力)を象徴する剣と大天使(信仰)が授けた剣からなる絶対無敵の二刀剣法。
セイバーの二刀流はそれ自体が対軍宝具として扱われる。
肉と霊の両面に働きかける剣技は周囲の“世界を巻き込む”剣であり
その攻撃はセイバーを中心とした渦のような剣舞となって容易に軍勢を薙ぎ払う。
一種の無敵
モード。発動中はACが+100される効果もある。
神の加護を受けたその身は無数の敵にも屈しない。
【Weapon】
『鉄槌下す粛清の槍(ジャッジド・フォー・アポステート)』
背教者ユリアヌス帝を殺した聖なる投げ槍。対人宝具。
投擲された槍は裁きの意思を以って一条の光と化し、敵目掛けてどこまでも飛んでいく。
現在はセイバーのため所持しない。
『軍の剣&神の剣』
ローマの将が佩く実用的な名剣と、ミカエルから授けられた美しい聖剣。
俗世と信仰の二つの世界における権威を示す二振りの宝具。
【解説】
聖メルクリウス。
3世紀カッパドギアの殉教者。ローマ軍スキタイ人将校のヤレスを父に持つ。
元の名はフィロパーテルであったが、狩りの際に啓示を得て改宗を決意しノアと改名した父に習い
彼もまた洗礼を受けてメルクリウスに名を変えた。
一家の改宗は罪に問われたが、野の獣が彼らを害さなかったので不問にされたという。
ベルベル人との戦争後、帰還した父が没すると、時の皇帝デキウスは息子のメルクリウスを後釜に据える。
メルクリウスは敵の大軍に怯えるデキウスを励ました。皇帝が去ると、なんと大天使ミカエルが現れ剣を授かる。
軍の剣と神の剣を持つこの聖人は、故に"二刀を持つ父(アブー・セイフェイン)"と呼ばれる。
ベルベル人を征服したメルクリウスはローマ軍総司令官に任じられたが、
しかし戦勝を偶像に祝うことを拒否し、説得を突っ撥ねられ怒ったデキウス帝に拷問の後斬首された。
殉教したメルクリウスの体は雪のように白くなり、最高の香とハーブの甘い香りを漂わせ、多くの改宗者を出した。
後世の逸話では聖
ゲオルギウスや聖デメトリウスとともに十字軍の窮地に現れたことが知られるが、
聖メリクリウスが聖バシレイオスのとりなしによって背教者ユリアヌスを討ったというのが最も有名な逸話であろう。
一説に聖ゲオルギウスの縁者とも言うが、これは怪しい。
クソカッコイイ名前と逸話の割にドマイナーな英雄。
だがそこがいい。
最終更新:2016年10月04日 11:51