【元ネタ】クルアーン
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】フード
【性別】男性
【身長・体重】190cm・63kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:B
聖職者として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“聖堂”の形成が可能。
【固有スキル】
風除けの加護:A+++
神の祝福による絶対の台風避け。
神霊レベルの魔術であろうと風属性の攻撃には傷付けられることがない。
不毛の風に吹かれても余裕綽々といったところである。
洗礼詠唱(啓典):B
イスラム教における“神の教え”を基盤とする魔術。
その特性上、霊的・魔的なモノに対しては絶大な威力を持つ。
【宝具】
『不毛の風(アル・アハカーフ)』
ランク:A+ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
文明と文明の利器を風化させる砂塵嵐。
あらゆる人工物を分解し、灰に変えて自然に還す働きを持ち、
“ヒトの手が加わったモノ”であるならば宝具でも霊子や概念に分解し意味消失させてしまう。
円柱都市アイレムを滅ぼした不毛の風。その正体は無数の神造霊子ナノマシンである。
神授の武器でもない限り、あっという間に風化してしまう《対文明宝具》。
ほぼすべての人間と大半の英雄の天敵、対衆宝具だが、
地形によっては時速500kmを超える風速の方もちょっと洒落にならない。
【Weapon】
『防風衣』
もちろんフード付き。
【解説】
預言者フード。
コーランにおいて言及され、旧約聖書の
エフドに比定されるイスラム教の預言者の一人。
世の覇権を握ったアード族の出で、信仰を失い偶像崇拝に走った同族達に神の道を示そうとした。
神は干魃を送ったが彼らは受け入れず、神は激風を以って都を粉砕し、不信心者たちを破滅に追いやった。
天幕を破り、人を微塵に切り裂く嵐は7夜8日続き、アードの人々は滅びたが、
しかしフードと彼に従う敬虔な者達は無事だったという。
1990年代に発掘が始まったウバルの遺跡はコーランのイラムに同定されている。
考古学的検証によれば、幾本もの柱に支えられた円柱の都市、「砂漠のアトランティス」と呼ばれた往昔の都は、
地震の結果として石灰岩洞窟が陥没し滅びたと推測されるらしい。
最終更新:2016年10月04日 11:54