ジャラーサンダ

【元ネタ】マハーバーラタ
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ジャラーサンダ
【性別】男性
【身長・体重】197cm・115kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷C 魔力C 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

連携攻撃:B
 複数人による攻撃に長けていることを示す能力。
 他の人物と同時に行う攻撃判定に有利な修正を得る。
 本来の性能は失われている。

カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

【宝具】
『不可分なる剛体(バルマタ・マンゴー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 あらゆる“死”が正中線の肉体結合部そのものに集約されている。
 左右の半身を結びつけている点が存在する限り、ジャラサンダは無敵である。
 二分されたマンゴーに象徴されるシヴァ神の与えた肉体特性。
 彼を殺すためにはジャラサンダを完全に“引き離し”、結合部を消滅させる必要がある。

 かつてカルナには結合部を真っ二つに斬られたことで敗北を認めたが、
 不完全な剥離は即時修正されるため、刃物による割断ではかなり死ににくい。

【Weapon】
『双槌矛 ハンサ&ディヴァカ』
 武器で殺されない恩寵を持っていた二人の腹心の将軍の名を冠した武器。
 ジャラサンダ、ハンサ、ディヴァカの三人は合わせて三界に匹敵したとされ、
 クリシュナがジャラサンダを排そうとしたのも二人の死後である。
 なおランサーに二刀流だったという逸話はない。

【解説】
 決闘好きの剛悍なるマガダ王。かつて一騎打ちでカルナに敗北し、友誼を結んだ。
 チャンダカウシカ仙の助力により、左半身と右半身に分かれて、ブリハドラタ王の双子の妻から生まれる。
 その異形から生後まもなく捨てられるが、羅刹女ジャラ―に結合されたことで一人の赤子に戻り
 以後ジャラーサンダ(ジャラーにつながれたもの)と呼ばれるようになる。シシュパーラの友。
 熱烈なシヴァ信者で、その加護を受けて生まれており、シヴァに100人の王を捧げようと95人もの王を捕らえていた。
 ユディシティラのラージャスーヤに対する障害としてこれを打ち破ることをクリシュナは提言したが、
 しかしクリシュナはマガダの軍勢の強大さを嫌い、ジャラーサンダの(カルナと同じ)施しの英雄としての性格を利用してバラモンに扮し、
 アルジュナとビーマとともに宮殿に入り込み、一騎打ちを強要した。
 ジャラーサンダは徳に付け込んだこと非難したが、クリシュナは人身御供をしようとする不法を糾弾した。
 彼は一番強そうなビーマに決闘を挑み、怪力相手に27日拮抗したが、クリシュナの献策を受けたビーマに殺された。
 娘婿は魔王カンサ。娘姉妹に頼まれて仇討ちに戦い、ヤーダヴァ族をマトゥラーから追い払うほど強大な王であった。

【蛇足】
『三大世界に挑む三傑(ヒューマン・トリムールティ)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:3人
 失われた宝具。ジャラサンダ、ハンサ、ディヴァカの三人による連携戦法。
 スキル"連携攻撃"の発展形宝具。
 人力で超限定的な対界性能を発揮する最終奥義であり、クリシュナをして三界に匹敵すると言わしめた。
 発動中は三人合わせてクリシュナと同等の戦闘能力を得られる。
最終更新:2016年10月04日 21:25