【元ネタ】史実、キリスト教圏の伝承
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】聖ローモロ
【性別】男性
【身長・体重】161cm・64kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷E 魔力C 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:C
魔術師にとって有利な陣地を作成する技能。
洗礼詠唱により、簡易的な聖域を形成することが出来る。
既に教会として洗礼聖別済みの土地に対しては、その洗礼聖別の効果を強化する。
道具作成:E
魔術的な道具を作成する技能。
聖別された道具を作成できる程度。
【固有スキル】
洗礼詠唱:A
キリスト教における“神の教え”を基盤とする魔術。
その特性上、霊的・魔的なモノに対しては絶大な威力を持つ。
神性:D
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
ローマ王
ロムルスと非常に類似した出自を持つ。
殉教者の魂:B
精神面への干渉を無効化する精神防御。
【宝具】
『天使は我を導く(サンクトゥス・デ・ファエゾレェ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
ローマ王ロムルスの伝説と混合された聖人としての神秘。
キャスターに危機が降りかかった時に判定に成功すると、
大地から槍を生やす、相手に対して速やかにカウンターダメージを与える。
これはロムルス由来の豊穣の槍ではなく、聖人の聖性を有する無銘の槍であり、
洗礼詠唱同様、霊的・魔的なモノに対しては絶大な威力を持つ。
【解説】
フィレンツェ近郊のフィエーゾレの守護聖人。 フィエーゾレのロムルス。
一世紀中ごろのローマに生まれ、トスカーナに四人の付き人と共に移住した。
その名前ゆえに古代ローマ王ロムルスの伝説と、出自が一部混同され、
貴族に生まれながら丘に放置され、雌狼の乳で育てられた。
のちに聖ペトロの説法に心を動かされてキリスト教に改宗。
そのペトロによって司教に任命され、異教の町フィエーゾレに遣わされるが、
その道すがら、聖ペトロの弟子らが改宗に失敗したと肩を落として帰るのを見るが、
これに挫けることなくフィエーゾレに辿りつく。それでも街の施政者によって追放されてしまい、
その後は仕方なくロンバルディアなどを廻る旅を続けるが、天使からの神託を受けてフィエーゾレに舞い戻り、
フィエーゾレの地で、多数の異教徒を改宗させることに成功した。
だが、その後はほどなくして施政者に勘付かれ、逮捕され拷問された後、付き人ともども処刑された。
遺体は信者らの手によって集められ、丘の下のムニョーネ河の畔に埋葬された。
最終更新:2016年10月04日 23:02