【元ネタ】史実、アイルランド伝承・歴史サイクル
【CLASS】キャスター
【マスター】バゼット・フラガ・マクレミッツ
【真名】モンガーン
【性別】男
【身長・体重】166cm・58kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力A 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”の形成が可能。
【固有スキル】
魔術:A
オーソドックスな魔術を習得。
特に肉体変化や精神干渉、幻術に優れる。
神性:B
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
マナナーンの息子であり、またヌァザの曾孫フィンの生まれ変わりとされる。
妖精の加護:B
妖精からの祝福により、危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる能力。
だが、妖精とは気まぐれなものである。
【宝具】
『千変万化、至福の王(カレイドスコーピック)』
ランク:A 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
この世界に現存するあらゆる動物の姿と能力を模す事ができる。
獣鳥魚虫を問わないのは勿論のこと、
銀の角もつ牡鹿といった幻想種、果ては竜への変化も可能とする。
ただし、年経た幻想種がこの世界より遠ざかった現代において
この宝具の実質的な力は大きく制限されている。
【解説】
七世紀のアイルランドに実在したとされる王、フィアフナの息子モンガーン。
しかし史実として記録されているのは存在して死んだ事ぐらいで、
その生涯として語られるものはほぼ全てが神話伝説の類であり、
歴史サイクルのキャラクターの中でも神話寄りの人物と言える。
アルスター王フィアフナが戦場で苦境にあった時、海神マナナーン・マック・リールは
フィアフナに助力するのと引き換えに彼の妻カンティヒャルとの同衾を許すように求めた。
取引は成立し、カンティヒャルは夫に化けたマナナーンの子モンガーンを孕む。
出産三日後にマナナーンは再び現れ、息子を異界へ連れて行きそこで彼を育てた。
モンガーンは実父からよく魔術を学び、あらゆる動物に変身する力を身に着ける。
マナナーンがフェヴァルの息子
ブランに歌った予言歌の通り、彼は全ての妖精の棲家を知り、
あらゆる良い地の憧れとなり、迸る知恵を以て神秘を世に知らせる至福の王に育ったという。
また同じ夜に生れた娘、実父を同じくする異母姉妹とも言われるドゥヴ・ラハと恋をし結ばれ、
一度は軽率な誓いによりレンスター王に奪われるも魔術を駆使して取り戻す事に成功している。
アルトゥールの手から投げられた竜の玉石により亡くなった。
最終更新:2016年10月04日 23:06