【元ネタ】日本・史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】以仁王
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷D 魔力D 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:D
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
【固有スキル】
専科百般:D
兄の守覚法親王、姉の式子内親王と同様に優れた歌人であり、詩や書や笛も出来たという。
更に還俗前は天台宗の僧侶であり、
芸術審美、
竪琴の演奏、法術、呪歌、破壊工作、
貧者の見識などのスキルについて、
Dランクの習熟度を発揮出来る。
反骨の相:D
平家一門に対する、挙兵の皮切りとなった。同ランク以下の「
カリスマ」を無効化する。
神性:D
神霊適性を持つかどうか。現在、高倉神社の祭神とされている。
【宝具】
『最勝王勅(さいしょうおうのちょく)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:600人
護国経典である『金光明最勝王経』に由来する称号を掲げ、王法と仏法の敵であると平家を糾弾し、東海東山北陸の三道に挙兵を呼びかけたライダーの令旨。
物部氏を討った
聖徳太子と、近江朝を倒した
天武天皇の先蹤に倣うと書かれている。
仏法の敵(異教徒、或いは廃仏や寺院焼き討ちの逸話を持つ者)、王法の敵(反逆者)に対し、四方八方から軍勢を召集し、攻撃させる。
【Weapon】
『無銘・太刀』
『無銘・大鎧』
『無銘・馬』
【解説】
以仁は御諱。御所の所在地から三条宮、或いは高倉宮と呼ばれていた。
後白河院の第三皇子でありながら、親王宣下を受けられない「王」のままであった上に父の院が政変により鳥羽殿に幽閉され、自身も所領を没収されたことで挙兵を決意。
しかし、治承4年(1180)5月15日に計画が漏れてしまい、土佐に配流されそうになった事で予定より早めの挙兵となり、
一旦は源頼政らと園城寺に身を寄せるものの衆寡敵せず、南都へ向かったものの宇治の合戦で敗れ、光明山の鳥居の前で最後を遂げた。
なお、ライダーの行為は平家のみならず朝廷への反逆行為と見なされ、公家の九条兼実などは平家滅亡後もライダーを謀反人扱いしている。
九条家周辺で編纂されたと見られる『平家物語』では、頼朝挙兵のきっかけをライダーの令旨ではなく
後白河院の院宣としているのも、ライダーの行動が認められなかった為であろう。
最終更新:2016年10月05日 10:55