アリル・マックマタ

【元ネタ】ケルト神話
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】アリル・マックマタ
【性別】男性
【身長・体重】196cm・79kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷C 魔力D 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 完全に気配を絶てば発見することは難しい。
 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。

【固有スキル】
聖婚の加護:B
 メイヴに施された王権保証のエンチャント
 最終的には剥奪されたものの、相性自体は非常に良かったのでBランクを保つ。
 敵のカリスマを無効化する。

透化:B-
 物事を突き放して見る性質。寝取られなんかに負けない鋼の精神(自称)。
 精神面への干渉を無効化する精神防御。

【宝具】
『正直叩き折りたい虹の剣(カラドボルグ・クッコルド)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1、2~3、3~5、4~7 最大捕捉:一人
 フェルグスから盗んだ魔剣。
 本来ならば最高クラスの宝具であるのだが、全く使いこなせていない。
 刀身の伸縮によって有効レンジを様々に変化させる。

『報復嫉槍(クレティネ・ジェラス)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:3~40 最大捕捉:一人
 フェルグスを殺した投げ槍。
 妻メイヴがクー・フーリン殺しに用意した魔槍のコピー。
 所有者本人が使うことができないという使用制限もそのまま再現されており、
 この宝具はアサシンが使用することができない。
 強力な“英雄殺し”の力を秘める。
 起源を北欧神話のバルドル殺しと同じくする能力。
 反英雄には効果が薄い。

【解説】
 女王メイヴの夫として知られるコナハトの王。
 卑怯、嫉妬、恐怖をしないというメイヴが夫に求めた三条件を備えていたために
 ケアブリやコンホヴァルを差し置いてメイヴの夫になったとされる。
 夫婦のうち財産が多いほうを主人とするアイルランドの法のため、
 牛比べで劣っていたメイヴは名牛クーリー(クアルンゲ)を手に入れようとアルスターを攻めた。
 これが"クーリーの牛争い"である。
 アルスターへ夫婦で別れて進軍した際、メイヴはフェルグスと同衾した。
 アリルは間者にフェルグスの剣を盗ませ、メイヴの不貞を"フェルグスの忠誠を確かなものにするため"の
 行いとして許したが、それでもフェルグスの剣は手元に置くことにした。
 だがクー・フーリンは強かった。
 力萎えの呪いにもかかわらずアルスター攻めは難航、フィンダバーの策が失敗し、
 いよいよコンホヴァルが軍勢を整えると、やむなく剣を返してフェルグスを参戦させた。
 結果、名牛は目的通りクルアハンに運ばれたという。

 メイヴの愛人癖にも関わらず、アリルは"嫉妬しない"という約束をよく守った。
 だがフェルグスとメイヴの湖での水浴びを目撃して限界が来たらしく、アリルは盲目の兄弟を騙し、
 槍を投げさせてフェルグスを暗殺した。
 晩年、「フェルグスの仇を取れ」とメイヴに諭されたコナルに狙われた。
 アリルは他の女と寝たとされて殺されかかり、逃げたが、最後はコナハトの男の槍に倒れた。
最終更新:2016年10月05日 11:54