メイヴ

【元ネタ】ケルト神話
【CLASS】ランサー
 【マスター】カレン=オルテンシア
  【真名】メイヴ
  【性別】女
  【身長】173cm
  【体重】55kg
  【属性】中立・悪
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具A
【能力】
対魔力:C 
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【保有S】
軍略:C
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。自らの
 対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

ルーン:B
 北欧の魔術刻印・ルーンの所持。特に彼女の持つ強制(ギアス)は強力で、
 多くの英雄、怪物がこの力に屈し服従した。

仕切り直し:B
 戦闘から確実に離脱する能力。自軍を敗走に追い込まれ、喉元に刃を突きつけられる
 ような王手詰みの状況であろうとも、五分の状態にまで持ち直すことが可能。

【宝具】
血鉾の千峰(クラン・カラティン)
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1-10 最大補足:100人
 コナハタの勇士にして幻想種カラティンとその27人の息子の毒槍。
「侵食」と「吸収」の魔術特性を持つ概念武装。
 その穂先には赤い血のような毒が滴っており、触れた者の肉体を侵食し九夜に渡って苦しめて死に至らしめる力を持つ。
 また槍の柄はまったく別の存在を付属・融合させ適合させる能力を持ち、槍の柄を握った人間の肉体を侵食してサーヴァントに匹敵する幻想種に改造する。
さらに支配した人間を素体にして、二十八対の腕を持つ幻想種クラン・カラティンの怪物の模造品を作り出せる。
 カラティンはアトゴウラの浅瀬の決闘でクーフーリンに挑んだコナハタの勇士の一人で、27人の息子達と融合する秘術を持ち、28の人間が一体になった異形の魔物と化すことが出来、その手には28本の毒槍を持ち、その毒槍にかすった者は9日以内に必ず死ぬと言われていた。

王の槍は王者を貫くもの也(トリスケル・カラティン)
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1-50 最大補足:1人
 クーリーの牛争いにおいて大英雄クーフーリンを死に至らしめたカラティン最後の末裔、六人兄妹が編み出した王殺しの呪詛を体現する三本の魔槍。
 放たれれば必ず王たる存在を貫き治療不可の致命傷を負わせる王殺しに特化した概念武装。
 「この槍は王に当たる」という呪詛を基軸として、目標と槍との間に存在する全ての可能性を収斂させ、変更不可能の必然として標的を貫く呪いの槍。
 女王メイヴの命で魔術を修めたカラティンの三人兄弟はこの呪詛の槍を作り上げ、戦士レウィに託す。
 レウィは、クーフーリンが魔槍を放ちコナハタ側に致命的な被害をもたらす度に「この槍は王に当たる」という呪詛を込めて槍を投げた。
 第一の槍は御者の王レーグを射抜き、第二の槍は馬の王マッハを射抜き、第三の槍は戦の王クーフーリンを射抜いて臓物を撒き散らさせ、その命を奪ったという。

【特記事項】
コナハタの女王メイヴ。支配者であると共に勇壮美麗な女戦士であり、顔立ちは端正で気高く豊かな
金髪は神々しい輝きを放ち、風のような速さで二輪戦車チャリオットを走らせることができ、剣や槍
を取れば並みの戦士など及びもつかないとされた。そして数多くの夫に自分の経血を配合した赤い蜂
蜜酒を配り、その支配権を分け与えたといわれる。ある時、夫の一人であるアリル王とお互いの財産
を競いあい、メイヴはアリルの所有する牛フィンドヴェナハに対抗するべく、アルスター王国の牛、
ドン・クアルンゲを借り受けようとするが断られる。メイヴはこの牛を手に入れるべくアルスターに
軍隊を率いて攻め込んだのだが、対するアルスター王国の男はある呪いによって無力化されており、
唯一呪いのかからないクーフーリンが一人で奮戦し七年にわたり続くクーリーの牛争いの戦が起こる。
そして雌雄を決するために行った浅瀬の決闘により敗北した彼女は、呪いから回復したアルスターの
軍勢の追撃を受け、クーフーリンの手により生捕りにされるも、コナハタに返還される。
これを屈辱と受け取った彼女は、クーフーリンに私怨を持つ諸国の猛者を集め、様々な奸計をもって
彼を追いつめ、彼の終生の誓いであるギアスを破らせて、カラティンの六人兄妹に作らせた呪いの槍
を戦士レウィに与え彼を殺害させるが、水浴び中にコナハト王の息子フォアベイに投石器で額を打ち
ぬかれ復讐される。

【特記妄想】
淫乱で強欲なドS女王様で、兄貴の終生の敵。それで美人だから始末に終えない。
夢はランサーの兄貴の調教でマスターと思惑が一致している。隠しスキルにヘタレ属性がある。
最終更新:2016年07月19日 19:04