【元ネタ】ジョン・ヘンリー(アメリカ民間伝承)
【CLASS】レイバー
【マスター】
【真名】ジョン・ヘンリー
【性別】男
【身長・体重】210cm・120kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B(++) 耐久D 敏捷D 魔力E 幸運D 宝具E(EX)
【クラス別スキル】
騎乗:E-
騎乗の才能。というより労働者としての技能。
古今の鉄道・トンネル工事等に使用する乗り物。運搬用具を普通に扱える程度の技術。
ただしその宝具の性質上、建設重機の類との相性は良くない。
【固有スキル】
労働者の心得:A
鉄道・トンネル工事の技能。
伝説的工員であるレイバーにとって、鉄道を敷けない場所もトンネルを掘れない山も存在しない。
鉄道に弱い存在、山の頑健さに守られる存在などに対し有利な補正が働く。
天性の肉体:C
様々な伝承に謳われる生まれつきの怪力。
そして労働英雄として謳われる超人的な怪力。
普段から筋力をランクアップさせているが、「労働」をするにあたってはさらに筋力に++を付ける。
反骨の相:D(+)
奴隷の身から自由を求め、機械の力にすら抗った誇り高き人間としての性質。
同クラスまでの
カリスマを無効化する。
また、魔術・令呪・宝具などによる「納得出来ない・理不尽な」命令に対しての抵抗にも影響する。
ただしそれ以外の魔術への耐性とはならない。
また、レイバーにそれらの行動をした者が白人である場合、スキルに+の補正が付く。
……カリスマには惑わされないだけであり妥当なら従わないわけではない。
戦闘続行:A+
心臓、則ち霊核が致命的な損傷を受けても対決終了まで戦い続け、ハンマーを手にしたまま死んだ肉体を越える精神の力。
【宝具】
『槌音響くは彼の往く道(ジョン・ヘンリー・ザ・マイティーマン)』
ランク:E(EX) 種別:対機械宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人~1グループ
自らが作り出した文明の利器に挑んだ人類の可能性そのもの。
人々が自らの種に抱いた可能性の幻想。
レイバーの使用する道具以上の複雑さを持つ「機械」を使用する相手と対決した場合、不可能すら可能にして勝利する。
その能力は相手が機械であれば神秘の強弱すら無視する。
が、主に人類の英知を対象とする宝具であるため、完全な神造品である場合はその限りではない。
なお、勝利後レイバーは確率で心停止により死亡する。
死亡確率は覆した不可能が大きいほど高くなる。
命を担保にした
星の開拓者。可能性の開拓者である。
【Weapon】
『無銘・20ポンドのハンマー』
1840年代ごろに鉄道・トンネル工事等に使われた鋼鉄製の作業用ハンマー。
10kg前後だが何の変哲もないただ金槌である。
しかしジョン・ヘンリーの偉業・剛力に耐えきったという伝承が幾分かの神秘を付与してもいる。
【解説】
19世紀アメリカの労働者階級を代表する民話の黒人労働英雄。
南部の
ポール・バニヤンとも称される、ほら話の主役である。
解放された元奴隷の鉄道・トンネル作業員であり、力自慢から周囲に慕われる人物であり、
蒸気ハンマー等の文明の利器と対決して自己の限界を超える力を振るい勝利する。
だがその直後に心臓発作で死亡し、彼個人は勝利したが機械の隆盛は止められなかった、というのが伝承の大筋である。
また、一部にはその後も一命を取り留める伝承もあり、それが宝具使用後の生存可能性に繋がっている。
最終更新:2016年10月06日 12:24