【元ネタ】ブラム・ストーカー作『ドラキュラ』及び後世の吸血鬼作品全般
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ヴァン・ヘルシング
【性別】男
【身長・体重】188cm・65kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C耐久C敏捷B魔力C幸運E宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
【固有スキル】
戦闘続行:A
吸血鬼に対する異常なまでの執念。
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
対怪物:B+
様々な怪物に対する知識と実戦で鍛えられた
鑑識眼と戦闘力。
怪物あるいは怪物の要素があるサーヴァントを相手にしている場合、
すべてのパラメーターが1ランク上昇する。
また怪物系サーヴァントに対する真明看破率を上昇させる効果もある。
【宝具】
『闇を貫く祝福の槍(ホーリークロス・ヘルシング)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2~4 最大捕捉:1人
怪物殺しの聖槍。
ドラキュラ伯爵の心臓を抉った白杭が宝具に昇華されたもの。
非常に強力な怪物殺しの概念を持ち、こと吸血種に対しては絶大な威力を誇る。
、この宝具で心臓を抉られれば例え最高位の真祖であろうとも
致命的なダメージは免れないであろう。
逆に怪物属性を持たない者に対してはただの槍に過ぎない。
【Weapon】
『ロザリオ』
祝福を受けたロザリオ。魔に対する探知機として作用する。
『銀の短刀』
聖水で清められた純銀の短刀。十本所有。
接近戦でのサブウェポンとして使用するほか投擲にも用いる。
【解説】
吸血鬼殺しの代名詞の英雄。
起源は1897年にブラム・ストーカーによる古典小説『ドラキュラ』まで遡る。
『ドラキュラ』でのヴァン・ヘルシング教授は六十歳の老人であり、大学の名誉教授。
自身がドラキュラと直接対決することはなく、ジョナサンや教え子である
セワードに助言を与える立場である。
しかし後年多くの作品でヴァン・ヘルシングはより若くより強い人物となり
自らがドラキュラを討ち果たす主役として描かれるようになる。
サーヴァントのヴァン・ヘルシングは吸血鬼殺しという概念の結晶とでもいうべき存在。
古今東西の強大な吸血種と対峙し、それでも打ち勝ってきた名もなき英雄に与えられる真名である。
以下は様々な作品に登場するヴァン・ヘルシング像である。
『ドラキュラ』(1924)ハミルトン・ディーンによる劇。
俳優であったハミルトンはこの作品のために
自身の劇団を立ち上げた。諸々の事情で看板俳優であったハミルトンが
ヴァン・ヘルシング役をやることとなり同時に脚本も
ヴァン・ヘルシングがよりとり上げられるものに変更された。
『吸血鬼ドラキュラ』(1958)ピーター・カッシングが演じる。
この作品ではヴァン・ヘルシングが完全な主役として作られていて、
同時に年齢も40代と設定されている。
『HELLSING』(1998~2008)平野耕太による漫画。
最強の吸血鬼であるアーカード(
ヴラド三世)をヘルシング教授が倒し、
その後代々ヘルシング家はアーカードを従者としている。
『ヴァン・ヘルシング』(2004)ヒュー・ジャックマンが演じる40代の男性。
カトリック教会の裏組織に属し、400年以上の時を生きるモンスターハンター。
『ヴァンパイアハンター・リンカーン』(2010)セス・グレアム=スミスによる小説。
なんとかのリンカーン大統領がヴァンパイアハンターだったという設定である。
リンカーン大統領のファーストネームはエイブラハムでありそこから
エイブラハム・ヴァン・ヘルシング=ヴァンパイアハンターという着想。
2012年には映画化もされている。
最終更新:2016年10月06日 12:26