【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】カテリーナ・スフォルツァ
【性別】女性
【身長・体重】170cm・47kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力D 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:E
魔術に対する守り。
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。
【固有スキル】
カリスマ:D-
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
実力はあるのだが、精神異常と表裏一体のため人望が危うい。
道具作成:D+
化粧品を作るために錬金術を修めている。
秘伝レシピにより、例外的に若返りの薬に準じるレベルの美容液を作成可能。
また宝具を利用することで、手番を消費せずにアイテムを獲得できる
(リソース消費は魔力換算)。
魅惑の相貌:D
当時の年代記が例外なく伝えた圧倒的美貌。
人を惹きつける容姿だが、苛烈なカリスマを助長する要因にしかならない。
ただし本性を知らない相手に対して“猫を被る”ことは可能。
精神異常:B
唯我独尊の過ぎた性格。人中の虎。
他人の痛みや周囲の空気を理解しないが、それ故のカリスマ性でもある。
【宝具】
『雌虎は孕みて戦う(ティグレ・ディ・フォルリ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:一人
股座から武装を取り出す能力。
ラヴァルディーノの要塞で言い放った「子宮」の逸話と、
美容のために研究した「錬金術」の逸話がミックスされた宝具。
自己の肉体を一つの工廠と見做し、ホムンクルス兵や大砲を出産する。
人目も憚らずスカートを捲って砲身を掴み出すその姿は、『虎』と評されるに相応しい。
【Weapon】
『親愛なる教皇聖下へ』
アレクサンデル6世に宛てて送った毒仕込みの手紙。
然るべき者が読もうとすると、インクに混ぜられた毒薬が一斉に気化し毒霧を作り出す。
彼女が生前に作った礼装の一種。
『狩猟用の弓矢』
『大砲』
『カテリーナ印のスパーコスメティックス』
【解説】
ルネサンス期イタリアの女傑。フォルリ女伯。
ミラノの名門スフォルツァ家に非嫡出子として生まれる。
11歳でジローラモ・リアーリオと結婚。
ローマでは美貌で名を馳せ、夫も教皇の縁故主義にあやかって権勢を増したが、
教皇シクストゥス4世薨去の混乱に乗じて夫婦で挙兵。
夫が枢機卿団から領土や軍内ポストの維持保証と金を巻き上げ、和平合意したものの、
しかし好戦的な彼女は渋り、その二日後に従ったという。
ジローラモが暗殺され反乱が起こるとイル・モーロの助力で主権を回復したが、
その後再婚した2番目の夫ジャコモ・フェロも暗殺される。
反乱時のカテリーナの女傑ぶりは伝説であるが、
夫が死ぬたび報復で起こした二度の虐殺は民衆の期待を失わせた。
ジョヴァンニ・デ・メディチと三度目の結婚後、
ヴェネチアとの戦いで"虎(イル・ティグレ)"の異名を取ったが、
チェーザレに敗れてフィレンツェに隠居し、肺炎で1509年に46歳で死んだ。
私生活では舞踏や狩猟、錬金術に熱を入れ、
美貌で知られた彼女の化粧術は死後欧州に広く人気を博した。
美しさと苛烈さを兼ね備えた"フォルリの虎"。
"ロマーニャの全民衆を怯えさせた"恐るべき女怪である。
最終更新:2016年10月06日 18:28