【元ネタ】
ギリシャ神話
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ヒュメン
【性別】男性
【身長・体重】184cm・62kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運A+ 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:C
寝首程度は問題なく掻けるレベルの隠密スキル。
攻撃態勢に移ると精度が大きく落ちる。
しかし彼は必要に迫られない状況で日陰にいることに耐えられず、
普段は身を隠す気が毛頭ない。
【固有スキル】
神性:A
結婚歌の擬神化。
その歌のモデルとなったのは、華々しい結婚譚を誇る神や英雄などではなく
素晴らしい結婚を遂げたただの若者であったという。
呪歌:A
ヒュメン・ヒュメナイ・オー。
既婚者、特に双方存命の相手の運命に大きな影響力を持つ歌を謡える。
ただし、未婚の相手には効きがいまいち。
【宝具】
『死すら二人を分断ち得ず(ヒュメナイオス・ヒエロガミー)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:一人
先端に火の灯ったレイピア状のトーチソード。
愛する人との物理的・精神的距離に応じて命中率と物理的威力を増していく宝具。
また、アサシンの『妻』を現世に呼び寄せる効果もある。
【Weapon】
『妻』
アサシンの使い魔として召喚されるゴーストライナー。
エロスやヘラなどの大神に対して、小神ヒュメンの権能は“結婚を祝うこと”のみ。
恋を燃え上がらせる、実らせる、結婚させる、またはその逆などは彼の領分外である。
しかし結ばれた二人の絆を祝福すること、
自ら相愛ぶりを示して結婚の手本になることにかけて引けを取る気はない。
…特に上司(ヘラ)の夫婦には。
『眠りの歌』
彼の扱う歌は、その効果によらず内容はすべて結婚と愛を扱ったもの。
催眠歌のこれも歌詞だけ見れば恋唄である。
【解説】
結婚の女神ヘラの随神。
愛の神々(エロテス)の一柱で、結婚を祝福する青年神。
他の愛神たちと同じく有翼かつ若々しい美男子。ブライダルトーチを掲げ花冠を戴く。
一般にアポロンとムーサの子とされるが、
ディオニュソスとアフロディテを両親とする説の他、
人間由来を語る物語などその出自には諸説ある。
アルゴスの伝説における彼は、アッティカの海で海賊から少女らを救ったアルゴス人の青年。
アッティカの伝説では、自分を振った女を追って、女装してデメテル祭に忍び込んだアテネの若者。
女達と一緒に強盗団に拐われるが、眠っている隙に強盗団を皆殺しにして女達を救い、
帰って意中の人を手にしたという。
幸せな結婚をした男にあやかってその名前を歌うようになったという伝説の他にも、
結婚式当日に家の倒壊に巻き込まれて死んだ青年のためにその名が祝婚歌に唄われるようになった、
ディオニュソスの婚礼の際に声を失った、という伝説も存在する。
最終更新:2016年10月06日 18:53