【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】
マクベス
【性別】男性
【身長・体重】190cm・80kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷D 魔力D 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:E
凶暴化する事で能力をアップさせる。
彼は理性を残しているのでその恩恵は殆ど無いのだが、
特定の作家英霊と対峙した場合には魔力と幸運を除くステータスが上昇し、暴走する。
【固有スキル】
無辜の怪物:D
本人の意思とは関係無く、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。
マクベスの場合は“四大悲劇の悪王”である。
計略:C
物事を思い通りに運ぶための才能。状況操作能力。
戦闘のイニシアティブ判定において有利な修正を得る。
【宝具】
『殺め難き生命の息子(マク・ベーハ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
ターン終了時、自身の最大HP分のダメージを回復する。
決定的な致命傷を受けていようと、
これにより同ターン内にHPが正の値に復帰したなら死亡を回避できる。
無辜の怪物スキルによって効果を制限されており、
女の股から産まれたのでない者に受けた傷には効力を発揮しない。
【Weapon】
『無銘・長剣』
【解説】
十一世紀スコウシア(スコットランド)王国の王マクベタッド・マク・フィンレック。
先々代の王マルカム二世の次女ドウナダとマリ領主フィンレックの息子。
『破壊王』マルカム二世は、候補者の王族から大長官(モーミュール)らの支持を受けた者を
次期王に選び出す従来の形式を廃して長子継承へ移行しようとし、長女ベソックの息子である
ダンカン一世へと王位を継承させた。1039年、イングランドのクヌート王に大敗したダンカンは
北に目を向け、マクベスの異父兄であるオークニー伯
トールフィンに貢納と納税を要求する。
これを拒否されると王は軍を発したが、道中マクベスの領地を荒らし回り、彼の挙兵を招いた。
トールフィンに敗れたダンカンは同盟相手のダブリン王に援軍を要請し、これを受けた王は
西方から略奪を繰り返し進軍する。マクベスは両者の合流を阻むべくダンカン軍を追撃し、
会戦での一騎打ちで両者とも負傷したが、『悪血の(イルガラヒ)』と渾名されるダンカンは
恐らくは血友病であり、より重傷でもあったためにそのまま回復する事なく亡くなった。
大長官らの支持のもと即位した新王マクベスは、国内統治に優れた手腕を振るう。
マクベス法典を定めて司法制度を整備し、コルンバ教会を援護してその支持を得た。
スコウシアで最も高貴な血筋をひく妻グルオフへの気遣いか、彼女が前夫との間になした
長男ルーラッハを尊重して高い継承順位を認める器量も見せ、マクベスの治世は十七年に渡る。
王たるマクベスが国元を離れ、ローマ巡礼に赴く事が可能な程に国内は安定していたという。
最後にはイングランドの援助を受けたダンカン一世の私生児『大頭(カンモア)』マルカム、
後のマルカム三世にランファナンの戦いで敗北し、討ち取られた。
最終更新:2016年10月06日 19:18