【元ネタ】
ギリシャ神話
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】プロクリス
【性別】女性
【身長・体重】154cm・47kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力D 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
【固有スキル】
神性:D
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
父はニュムペーの息子である半神で、母も河神ケピソスの血を引いている。
【宝具】
『宿命厄槍(アウラー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2~30 最大捕捉:1人
狩猟の女神がランサーに授け、後に夫に譲り渡した金の穂先の神槍。
女神による必中の加護を与えられており、投擲すれば標的を確実に追い貫く。
一度放ってしまえば、担い手であってもこの槍を止めることは出来ず、
例えランサーが消滅しても槍は標的を狙い続ける。
その在り様は、かつてランサーが愛し合う夫にこの槍で貫かれた伝説に起因し、
加護の強力さはそのままに、魔槍と呼ぶべき属性へ変質している。
『天星猟犬(ライラプス)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:1人
天に輝くおおいぬ座となった犬。ランサーが夫に譲り渡した宝具。
狩猟の女神の猟犬であったととも、鍛冶神が造り上げた神造獣であったとも言われるが、
いずれにせよ生前からの正真正銘の“神犬”である。
その嗅覚は
気配遮断スキルすらも無効化し、広大なレンジ内から確実に標的を探し当てる。
また、“絶対に獲物を逃さない”という運命を神々によって与えられており、
狙った標的を必ず捕らえるが、「捕らえる」という結果までの到達速度は標的のAGI値によって遅延する。
捕獲の際は、標的の全能力を無視してその場に固定することが可能だが、ダメージを与えることは出来ない。
標的が運命矛盾を引き起こす程の高ランクの逃避スキルを持つ場合、
矛盾を解消する為に最高神ゼウスによる封印の呪いが再現され、この宝具と共に標的は石化する。
【解説】
ギリシャ神話に登場する女狩人。
「変身物語」では、かつて狩猟の女神
アルテミスの侍女を務め、女神から必中の槍と神犬ライラプスを授かっていた。
プロクリスの夫となった
ケパロスは美青年で、暁の女神エオスに見初められて誘拐されてしまったが、
ケパロスはエオスに靡かず、妻だけを愛する態度を貫いた為、エオスは癇癪を起して
ケパロスを解放し、プロクリスは不貞な女だと捨て台詞を吐いた。
ケパロスはその言葉から不安になり、エオスによって姿を変えてもらってプロクリスを誘惑するが、
彼女は靡かない。更にケパロスは熱心に誘惑し、金や贈り物を積むと、プロクリスの心は揺らいでしまった。
ここでケパロスは正体を明かし、妻の不貞をなじった為、プロクリスは自分を恥じて家を出て山に入り、
アルテミスのごとく狩猟生活をするようになった。
その後、ケパロスから謝罪したことで夫婦は復縁し、プロクリスは夫に槍と神犬を贈った。
しかしある日、ケパロスが狩りの途中でそよ風(アウラー)に語りかけていると、
プロクリスはそれを不倫だと勘違いしてケパロスに近づき、ケパロスは獲物がいると勘違いして槍を投じて、
プロクリスを刺し殺してしまった。尚、死の間際に不倫の誤解は解けたようである。
【コメント】
典型的なランサー。主に幸運とか幸運とか。
『変身物語』版では女狩人だったらしく、そっちの方が見栄えするのでそっちよりの設定。そっちのが古いし。
ゼウスによって石化された場合、標的は高ランク宝具・スキルによっては石化解除出来るが、
犬は一度石化しちゃったら二度と戻れない設定。
標的はこの犬からは逃れられないが、標的以外は犬の運命力とも無関係なので、
あらかじめ別働隊を放っておいて、犬を横殴りして破壊するのが攻略法。という設定。
ディルの槍もそうだけど、神が与えたという由来の割にはBランクってやや弱い気がする。
まあ神様本人が使えばもっと凄いんでしょうけど。
犬→槍のコンボで攻める方としては割りと無敵だが、防御性能は殆どないので逆に攻められたらアッサリ負ける。
適正クラスはランサーのみだが、狩人ならアーチャーもなれるかも。
最終更新:2016年10月07日 20:59