【元ネタ】史実?
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ホメロス
【性別】男性
【身長・体重】182cm・67kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷E 魔力B++ 幸運A+ 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:-
道具作成:-
その生涯においてキャスターは詩作の代償に扶養される瞽詩人であった。
言葉以外のモノを創り出すことはできない。
【固有スキル】
千里眼:B
失った視力の代償として過去視・透視の能力を得ている。
全盲者であるため普通視覚は失われている。
だが、永遠の暗黒はむしろ詩人の霊感を研ぎ澄ました。
対英雄:EX
英雄を相手にした際、そのパラーメーターをダウンさせる。
正純な英雄はキャスターに対して通常戦闘不可能。
反英雄や怪物など、一般的な“英雄崇拝”から外れた存在であるほど影響を受けない。
神性:C
明確な確証こそ無いものの、多くの伝承において神の血を引くとされる。
【宝具】
『英雄時代(ヘロオン・テイオン・ゲノス)』
ランク:EX 種別:対英雄宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
イーリアス、オデュッセイアーの二大叙事詩を表した詩人の言葉(新作)。
英雄の武勲を添加・矮小化する宝具。
彼が書き加えた武勇、貶めた名誉はそのままサーヴァントに反映され能力を増減させる。
武勇と名誉を至上のものとし、輝かしき英雄の生を賛美するホメロスの作品は
“英雄への信仰(ヒーローカルト)”の象徴かつ究極。
最高の英雄叙事詩人の言葉を受けて不変を保てる《英雄》は存在しない。
【Weapon】
『月桂樹の冠』
『杖』
【解説】
『イリアス』『オデュッセイア』の作者として知られる古代ギリシャ最大の詩人。
ヘロドトスが400年前の人物というから、おそらくは紀元前800年頃を生きたと見られる。
偽ヘロドトスの『ホメロスの生涯』によれば、スミュルナに生まれた。
師に連れられてイタカへ旅した帰路、病で盲いたため詩作に専業することになった。
それまでメレシゲネスと名乗っていたが、盲目故にキュメでホメーロスと呼ばれ、それが通称となる。
かつて己の詩を書き写させてやったテストリデスが、自分を詐称していると聞いてキオスへ行き、
サモスを旅し、アテナイに渡ろうした途上イオスで病に倒れた……。
古典時代よりホメロス伝は複数存在し、出自定からぬ故に多くの地方がホメロスの出生地を自称した。
神や精霊を彼の親に配すケースも多く、ヘレニズム時代には実際に神格化もされた。
実在の確証こそ無いものの、彼は叙事詩の代名詞として扱われた史上最も有名な叙事詩作家であり、
かつて単にポイエーテース(創作者/詩人)と言えばホメロスを指した。
マスターのことを「
グラウコスくん」と呼ぶ、月桂冠と杖を身につけた盲目の老人。
実力主義的なシビアな価値観を持ち、好々爺じみた性格だが凡人には聴衆としての価値しか認めない。
究極の英雄マニア/英雄の賞賛者/英雄の天敵を同時に演じる怪物である。
ホメロスを攻撃することは英雄自らの偉業・自らに捧げられた信仰に剣を向けるのと同じこと。
その為いかなる"英霊"も彼を殺し得ない。例外として、それらに依らず在る反英霊(反英雄ではない)の類
のみが彼を手にかけうる。あとは人間。見下してるくせに、実は凡人(マスター)が天敵。
最終更新:2016年10月07日 21:06