【元ネタ】マハーバーラタ
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】シャルヤ
【性別】男性
【身長・体重】196cm・85kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷C 魔力D 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:A+
騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
ただし、竜種は該当しない。
【固有スキル】
馭者の心得:A+
英雄の戦車を繰る手綱捌きの程。
通常の騎乗に加えて、同乗者の実力を十全以上に引き出す技量を示す。
被虐の誉れ:B
肉体を魔術的な手法で治療する場合、それに必要な魔力の消費量が通常の四分の一で済む。
また、魔術の行使がなくとも一定時間ごとに傷が自動回復する。
カウンター:EX
敵の攻撃に対して、反撃や迎撃を加える能力。
このサーヴァントの場合、敵意や害意を伴う攻撃を受けると筋力・耐久のランクが向上する。
殺意を持たずに戦場に来るものなどいない為に強力な能力といえる。
攻撃側が無我、慈悲の境地などの精神特性を持つ場合、このバフは発生しない。
【宝具】
『英雄よ、手綱をとれ(ラードヘーヤ)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:一人
ハヌマーンの加護を持つアルジュナの戦車と同等という最高の性能を持ちながら、
それが活かされることのなかった
カルナの戦車。
ライダーが“本気で”操ることで、搭乗者に“本気のシャルヤの駆る戦車に乗ったカルナ”、
というかつて見られたことの無いほど怪物的な英雄の姿を投影し、
絶頂の武芸を振るわせる。
要するに戦車上の人物を超強化する宝具である。
御者席に座った縁で借り受けているが、それだけではシャルヤの宝具として繋がりが薄い。
カルナの戦車を御者たるシャルヤの宝具足らしめているのは、
「あの時本気で戦(駆)ってみればよかったなぁ」
というシャルヤ自身の後悔である。
【Weapon】
『弓矢』
『鎚矛』
【解説】
マドラの王シャリヤ。
パーンドゥの妻マードリーの兄弟で、ナクラとサハデーヴァの叔父に当たる人物。
ドゥルヨーダナに騙され、彼が用意した饗宴を
ユディシティラのものと思い込んで手を付けてしまい、
パーンダヴァ側ではなくカウラヴァ側に参戦させられる。
ユディシティラに弁明した際、代わりにカルナの士気を挫くこと約束した。
後にクリシュナを凌駕する御者を探すカルナに請われてその役目を引き受けるものの、
先約通りカルナを侮辱しアルジュナの勝利を謳った。カルナの死後は自らが4人目のクル軍総帥の座に就く。
弓と鎚矛の名手で、馬術においてはクリシュナを凌ぐらしい、卓越した戦車御者であったようだ。
また、敵意ある暴力(?)に対して強くなるとかいう能力を持っていたらしい。
戦場においては容赦なくパーンダヴァ側の将兵をぶち殺す豪勇ぶりを発揮しており、
思うところあったのかカルナの死の翌日、戦争18日目には残存勢力を結集して苛烈に攻め立てたが、
ユディシティラの槍にかかって死んだ。
ユディシティラが敵意を以って戦う者でなかったが故(?)に敗北を喫したとかなんとか。
最後の大将軍シャルヤの敗北をもってその日クルクシェートラ大戦は終結したかに見えたが、
しかしクル軍の司令職は
アシュヴァッターマンに受け継がれた。
カウラヴァの残存兵数、わずかに三名。だが、復讐劇の幕はここから上がる。
たぶん原典では口は別として戦車は全力で操っていたと思うのだが、
後悔キャラにしたかったので「全力を出していなかった(出せなかった)」という設定にした。
搭乗者強化の戦車を持つが、弱者には頑として使わせないのでマスターが恩恵を受けることはめったにない。
同盟サーヴァントが強敵相手にワンチャンあるレベル。
最終更新:2016年10月07日 21:12