【元ネタ】ユダヤ教
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】レヴィ
【性別】男性
【身長・体重】177cm・58kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:A
A以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
連携攻撃:A
複数での攻撃に長けていることを示す能力。
他者と行う攻撃に補正を得るが、その真骨頂は兄との一心同体の攻防連携にある。
カリスマ:C
高位の僧侶としての人徳を示す。
預言者、大祭司、祭司王としてのカリスマのミックスで、特異な能力。
天使の加護:EX
大天使ミカエルの聖別により、祭祀系の行為判定を無条件でクリティカル成功させる。
ただし同族に対する攻撃魔術はその恩恵に預かれない。
祭司種の大祖たる彼の権威はかのメルキゼデクに匹敵するという。
啓示:B
"直感"と同等のスキル。
直感は戦闘における第六感だが、"啓示"は目標の達成に関する事象全てに適応する。
【宝具】
『奉仕者は証明を賜る(アームズ・オブ・リーヴィ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0、1~2 最大捕捉:一人
天使から授けられた御剣御楯。
レヴィによる戦闘行為の正当性を保証する武器。
迎撃礼装や報復呪詛といった、自身の攻撃をトリガーとする敵の能力を不発とする。
ただし、カウンター攻撃のような、純粋な技量によるものは適用外。
『聖職者は血に連なる(グローリー・オブ・リーヴァイト)』
ランク:A+ 種別:対城宝具 レンジ:10~70 最大捕捉:300人
アダムからセム、族長たちを経てレヴィの血族に結実した“神を祀る”職能。
レビ族の権威を束ねた斬魔の一撃。
神権を聖剣による斬撃として宝具化できたのは、彼が戦士と祭司を兼ねるため。
預言者としてモーセが、大祭司として
アロンが、祭司王としてメルキゼデクがレヴィを上回るが、
しかしその三属性を兼ね備えるのは彼の特権である。
強力な宝具だが、本来の性質からかけ離れたために本来の最大出力より劣化している。
レビの祭祀権はセイバーというクラスとは合わないのだが、
レヴィという個人にとって最強のクラスはセイバーなのだ。
【Weapon】
『万有啓典(コード・イスラエル)』
ヤコブから受け継がれたイスラエルの律法。カバラ。
全知の書物の一つであると同時に、アダム以来受け継がれた“人間の知恵”の結晶でもある。
預言者としての側面を強く出された時に持ち込まれるレヴィの真の宝具。
現在は所持しない。
『ホーシェン』
レビ族の象徴、大祭司の胸当て。
本来は出エジプト記のアロン以後の装備品だが、祭司一族の祖レヴィはその所有を許されている。
現在は所持しない。
【解説】
十二族長の三男、レアの子レビ。
兄
シメオンとともにディナの復讐としてシケム市を襲撃し、その剣禍故にヤコブに呪われた。
彼はヘブライ人の祭司カースト・レビ族の祖である。
そのためか創世記を読むだけならば粗暴な兄弟の片方としか思えない彼を
文献や伝承は様々に英雄化する。
例えばハガダーはレビを兄弟の内最も信仰の厚い者として位置づけ、
マラキ書はレビを神と契約を結んだ預言者として聖人視し、
『ヨセフとアセナト』ではシメオンとレヴィをエジプトの王子がヨセフ殺しに雇おうとして、
二人をシケムで3万人を殺した地上最強の勇者と讃える。
その中でレヴィは王子の誘いに切れそうになるシメオンの怒りを右足を踏んで抑え、
また「天の書簡」とかいう謎アイテムを持っていて、それをアセナトに教える
預言者にして聖人なる人物として記される。
中でも『十二族長の遺訓』のレビは二度にわたって天の国を幻視し、
聖職に就くことを約束され、
復讐のための剣と盾を天使から授かるなど盛りっぷりが加速しているのが伺える。
彼はモーセの預言、アロンの聖職、メルキゼデクの王笏という三倍の祝福を与えられている。
そんなちょーすげーレビであるがゆえに、
彼は孫子に「傲慢」を戒めてこの世を去るのである。
最終更新:2016年10月07日 21:22