ヨセフ(ヤコブの子)

【元ネタ】ユダヤ教
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ヨセフ
【性別】男性
【身長・体重】178cm・57kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではアーチャーに傷をつけられない。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
 ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
占術:A
 未来を窺い知るための魔術を習得しているかどうか。
 夢解きの達人。
 Aランクならば、僅かな兆候からでも詳細な未来を描き出すことができる。
 多くの魔術系統に存在するが、彼の場合は天性の勘に近い。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

対魔眼:EX
 魔眼の種別にある全ての能力を無効化する。
 母を伯父エサウの好色の目からかばった功績により、
 彼と彼の一族は魔眼避けの加護を得た。

【宝具】
『弓は報復に祝福される(アロー・オブ・マナッセー)』
ランク:A+ 種別:対人、対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 常に敵の攻撃速度・威力を凌ぐ弓射を可能とする弓。
 迎撃礼装の一種であり、対象攻撃に威力と速度を+10したカウンターアタックを発射する。
 対城以上を除く、A+宝具以下のあらゆる遠距離攻撃に対して使用可能。
 攻撃性質次第で相討ちになる危険はあるが、加護あるヨセフの弓が競り負けることは決してない。

『福音牛は覇道を拓く(ブル・オブ・イーフレイム)』
ランク:EX 種別:対国宝具 レンジ:4~99 最大捕捉:1000人
 有翼神牛エシュルンによる国砕きの角技。
 大地を削りながら神牛が巨大化していき、大範囲を軌道に収める対国突撃。
 扇状の攻撃範囲を持つ、街一つ埋める雪崩のような体当たり。
 初速は時速300kmに過ぎないが、進行距離に比例して牛の体躯が指数的に肥大化する。
 加速も付いて、最終的には山が超音速で突っ込むのと変わらない攻撃規模にまで至る。
 発動中は体積によって防御力も上昇。肉弾系物理攻撃としては最強の宝具の一つ。

『転輪王衣(ツァフェナト・パネア)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:一人
 死と復活の神話の異型であるヨセフ物語に添えられた神意の衣服。
 多色の衣はカタバシスに臨む呪術師の、ガブリエルの衣は蘇り完成に至ったものの服である。
 消滅しても衣替えをして一度だけ復活可能。死亡から復活まで、好きに時間をあけることができる。
 最大インターバルは、単独行動の期限と同じ二日間。

【Weapon】
『有翼神牛エシュルン』
 神を讃える祝詞に覆われたイスラエルの雄牛。
 鷲の翼と野牛の角を持ち、最大で国家規模にまで巨大化することができる神獣。

『王冠』

【解説】
 十二族長の十一男、ラケルの子ヨセフ。
 長兄ルベンから零れた長子の特権を受け継ぐヤコブの後継者。
 その為ラビの賞賛を一身に受け、他の兄弟はヨセフのための世界に生まれたとまで言われる。
 いわゆる「ヨセフ物語」の主人公であり、
 兄弟たちの嫉妬から殺されかけ、奴隷になるも、エジプトで宰相へ成り上がった。
 兄弟たちを試すと、過日の出来事を許して正体を晒し、ヤコブと再会したという。
 ヤコブ最愛の息子。ヨセフの他の兄弟への優越を示す伝承は数多い。
 父が彼を愛した理由について、ヤコブと似ていたからとか、
 ヨセフがセムとエベルの学院でハラカーをすべて学んだからだとか言われる。
 またあるラビによれば、ヨセフの体には幼年期から死の時まで聖霊が住んでいたという。
 穴から出された時彼は裸だったので、神は義人がそのような格好で移動することを望まず
 ガブリエルを送って首のお守りを長衣に変えさせた。
 ヨセフはエジプトでは常にこの服を着ていたという。(何だこの伝承…)
 また『ヨセフとアセナト』によれば彼はファラオの跡を継いで46年間統治した。
 自らの後はファラオの孫に王冠を継がせた。
最終更新:2016年10月07日 21:30