【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】クレオブロス
【性別】男性
【身長・体重】192cm・86kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷E 魔力B 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:A
『姿を隠して行動するスキル。
アサシンのクラスの基本能力らしいがとんと知らぬ。
この身にできるは謎掛けぐらいよ。』
【固有スキル】
天性の肉体:B
『ヘラクレスに多く、我輩に少ない。
ヘラクレスに無く、我輩にある。
まこと生きた肉体とはありがたいもの。』
陣地作成:D
『古刹の荒廃は心苦しく、看過するのは外聞に触る。
もったいないので直してしんぜる。
はて、我輩は敬神を説いたのだったか?』
指南の心得:A
『女子も男子と同様に育てるべし。
不承不承より望んで学べ。
……とはいったもののクレオブリネ、お前も謎掛けに憑かれたか。』
【宝具】
『五里霧中の賢者の問い(アーケイック・リドル)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
『考えど、考えど、深みに嵌る音がする。
頭を巡らすこの公案、苦渋を味わってこそ箴言も身に沁みるもの。
さて若人、老人の謎掛けに付き合っていただこう。』
【解説】
ギリシャ七賢人の一人、リンドスの僭主クレオブロス。
ヘラクレスの血統に連なるといわれ、優れた体力と美貌を持ち、エジプトの哲学に精通したという。
女性への教育に先進的な態度を示し、また
ダナオスの建てたアテナ神殿を再建した。
3000行に及ぶ謎掛けと詩を残したとされ、
ミダスの墓の墓碑銘も
ホメロスではなくクレオブロスの作であると言われる。
そもそもホメロスはミダス以前の人物なので、これは歴史的に正しい。
クレオブロスの作とされるリドルに、以下の様なものがある。
『父はひとり、息子は十二人、顔立ちの異なる娘をそれぞれ三十人の二倍づつ持つ。
半分は白、残りは黒、みんな不死だけれどもみんな滅びる。』
答えは『年』である。
1人の父は一つの年、12人の息子は12の月、60人の娘は30日分の昼と夜を意味する。
クレオブロスは70歳で死んだとされる。
最終更新:2016年10月08日 11:12