【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】キロン
【性別】男性
【身長・体重】181cm・67kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
【固有スキル】
予知:B
未来を悟る才能。
厳密には魔術ではなく超能力の一種で、無意識に未来を演算してしまう脳の異常。
演算は常に不随意に行われるため、制御できる能力ではない。
戦闘続行:B
敗戦において、自軍領地まで生きて辿り着く能力。
テゲアに対する屈辱的敗北を迎えながら、
征服主義から同盟主義への路線変更によってより成長したスパルタの底力を表すスキル。
僭主特権:D
対峙した相手が保有するスキルを、本人が主張する事で短期間だけ奪うことができる。
簒奪する相手がいなければ成り立たない、“
皇帝特権”とは似て非なるスキル。
エフォロイにおいてキロンは、スパルタ王が顔色を窺うまでの権力を手に入れた。
なお、キロンは僭主ではない。
というか僭主大嫌い。
【宝具】
『覇道は朋友とともに(ブレイク・オブ・フェッターズ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:300人
後のペロポネソス同盟に繋がるスパルタの外交路線の大転換、
同盟主義が形になった綱。
もはや鎖はスパルタ兵を縛らず、かくの如き絆が“我々”を守るのだという意思表示。
手段を問わず同盟を結んだ全勢力の能力・魔力を参照し、
お互いの欠点を埋め合わせることで各自のパラメーターを総合的に向上させる。
『勇者は賢智よりいで(ネオ・スパルタンズ)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:100人
キロンの脳内演算で導き出された未来のスパルタ軍を、魔力によって実現する宝具。
変則的な因果の確定・未来の測定に近く、
出現するのはキロンの想定通りに現実化したスパルタの軍勢である。
現代から見れば彼らスパルタ軍が存在したのは過去だが、
彼らは常にキロンにとっての“未来に実現する”ために現代上に挿入され、
維持魔力も不必要に"実現"する。
【Weapon】
『槍』:指導者が使うに値する名槍。
『鎖の欠片』:テゲアへの敗北への戒めとして持っている。
【解説】
ギリシャ七賢人の一人、スパルタの監督官(エフォロス)・政治家、スパルタのキロン。
エフォロイの権限を強化し、民主制への移行や、征服主義から同盟主義への外交戦略転換をはかった。
シキュオンの専制打倒と同盟への組み入れに貢献したらしい。
アテネの僭主
ペイシストラトスの父親に「妻帯するな、子を勘当しろ」と助言したり、
キティラ島に対して「存在しなくなるか、海に沈めば良い」と警鐘を鳴らしたとされ
(伝説によれば、クセルクセスがデマラトスの進言に従っていたらギリシャは占領されていた。
またペルセポリス戦争時ではアテネがスパルタへの前線基地としてこの島を占拠した)、
どうも未来を占うことができたようだ。
キロンの言葉には「予言を嫌うなかれ」というものもある。
伝えられるところによれば、息子がオリンピックのボクシングで優勝した喜びのあまり没した。
また、おそらくはアイソーポスの友人。
最終更新:2016年10月08日 11:13