【元ネタ】史実
【CLASS】ファイター
【マスター】
【真名】プラトン
【性別】男性
【身長・体重】183cm・93kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力B 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
勇猛:D
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
【固有スキル】
古式レスリング:A
古代ギリシャにおいて発展した組み打ち格闘術。
プラトンのそれはローマ人に残虐性を取り除かれる前の実戦的なものである。
Aランクでは、一線級のプロといえる。
カリスマ:B
軍団を指揮する天性の才能。
カリスマは稀有な才能で、Bランクは一国の王にすら十分と言われる。
直観;EX
“直感”とは似て非なるスキル。
選択の際に働く第六感ではなく、
物事の本質の把握に対して働く非論理的な理解力。
イデア論に辿り着いた哲学者プラトンは、外面ではなく真理を視る天眼を持つ。
【宝具】
『超戦士の物語(ヘルモクラテス・アトランティア)』
ランク:B++ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
未完に終わった『ティマイオス』の続編として書かれるはずだった第三の対話篇。
最晩年のプラトンが至った超大陸アトランティスの伝説と、
イデアを見通す彼の眼力が合わさった宝具。
自身の最奥から原初の力――《アトランティスの神秘》を引き出し、武装として装備する。
根源(イデア)に直結したプラトンは、神霊レベルの事象にすら干渉可能となる。
【Weapon】
『アトランティス神話』
ギリシャ人が神話化して忘れ去った超古代史に燦然と輝く大陸の物語。
賢人
ソロンがエジプトの賢者から教え受けたものが、プラトンの代まで伝わったもの、とされる。
出典不明・解析不能の神秘として現れる規格外の"力"であり、
秘史として魔術界・歴史界に隠然たる影響力を持つ。
近代にはアトランティス伝説のリライトを試みた魔術師もいたが、
彼らに把握できたのはプラトンが"視た"真理の一端にすぎない。
公然たる偽史、とも呼ばれる。
【解説】
「西洋哲学はすべてプラトンへの脚注に過ぎない」とまで言われる大哲学者。
イデア論と政体論の思想、またプラトニックラブという言葉で特に知られ、
ソクラテスの対話の哲学を継承して多くの対話篇を(しかもソクラテスに語らせる形で)記した。
アテネでも富強な貴族の出身で、幼少期より諸学を学ぶ。
長じてイストミア大祭に出場し勝利をあげるレスリング競技者となり、
これを辞しては詩人を志すも挫折。
ヘラクレイトスを学んだ後にソクラテスに出会って感化される。
師の死刑に伴って十数年の間国外を遊学し
ピタゴラス派やエレア学派に触れ、
40歳頃になって帰国、アカデメイアを開校した。
その後「哲人王」の理想に挑戦するも敗れ、80歳で死した。
とんでもない方向に突っ走った新プラトン主義も有名だが、
プリニウスによればプラトン自身もまたピタゴラス、
エンペドクレス、
デモクリトスと同じく
魔術を修した人物だったとされ、母親の霊夢にアポロンが現れたとか
幼少期に唇に蜜蜂が止まった(哲学を語る甘し言葉を得た)とか伝説的な逸話も多い。
イデアや魂やアトランティスが既に秘教的だと言われたらそうかもしれないが。
一説には民間伝承でのアポロンの誕生日と同じ、タルゲーリオーン月の7日に生まれたとも。
また"プラトン"は格闘術の師アリストンに肩幅の広さから付けられたリングネームであるという。
超戦士プラトン。
なんかコレじゃない系哲学者。
宝具使用時はひむてんのアレから聖闘士星矢風の派手な格好に変身する。
最終更新:2016年10月08日 17:58