イーダース

【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】イーダース
【性別】男性
【身長・体重】189cm・97kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力A 耐久A+ 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【保有スキル】
心眼(偽):A
 視覚妨害による補正への耐性。
 第六感、虫の報せとも言われる、天性の才能による危険予知である。

勇猛:A
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

無名の強者:A
 最強の噂とそれを裏付ける実力・功績を持ちながら、相応の評価を受けない呪い。
 どれだけ彼の戦いぶりを観察しても、真名を看破できない。
 ただし宝具はこの例外。
 真名が露見した時点でこのスキルは消滅する。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

神性:-
 そんなものはない。

【宝具】
『前面の同胞(アパレティダイ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~80 最大捕捉:100人
 リュンケウスの名を冠した片眼鏡(モノクル)。
 遠望と物質透視を可能にする宝具だが、その可視距離は10㎞程度しかない。
 ディオスクロイと並ぶ不可分の兄弟英雄アパレティダイとして、
 弟の能力を限定的に借り受ける宝具。

『永劫に弓を引く(モータルプライド・マルペッサ)』
ランク:A 種別:対軍、対神宝具 レンジ:20~50 最大捕捉:100人
 アポロンに引いた不遜の弓。
 標的の残り寿命、経年数が大きいほど致命的な不死殺し。
 不死者に背く定命者の意地の結晶であり、
 人の身で永遠(かみ)に弓を引き、定命を理由に妻に選ばれた男の持つ対永遠宝具。
 正確には宝具に値する彼の力と精神性が愛用した無銘の弓に宿ったもの。
 人と神とが厳しく峻別されるギリシャ神話において、彼は神を殺しうる極大の例外であったが為に
 彼の不死殺しは必ずゼウスに止められたのだ。

 不死殺し・神殺しの武器、宝具は他にも少数ながら存在するとはいえ、
 その多くが神々の武器である。
 人が単身でこの領域にまで至ったのは前例がない。
 これこそが、彼が当代の定命者において最強と呼ばれたワケなのかもしれない。

【Weapon】
『海馬の戦車』
 マルペッサ拐かしの為にポセイドンから授かった、
 有翼の神馬に牽かれる戦車。
 当然、ライダーのクラスにおいては弓に代わる宝具として登録される。
 その突撃は一つの津波に匹敵するという。

【解説】
 メッセネのアパレティダイの一人、
 即ちメッシニア王アパレウスの息子にしてリュンケウスの兄。
 透視を含む千里眼の持ち主だった弟に対して、彼はとにかく強かった。
 ホメロスによれば"当時生きていた定命者の内では最強"であった。
 事実マルペッサをアポロンと争ってゼウスの仲裁を招くほどの闘いをし、
 ディオスクロイの二人にも実質一人で圧勝している。
 ポセイドンに有翼馬の牽く戦車を与えられ、多くの場合ポセイドンの子とされるが、
 アパレウスの実子説も一定の支持を持ち、ここでは純人間とした。
 ヘラクレスと同時代の人物にも関わらず人類最強と呼ばれるが、
 ヘラクレスは神だし…。

 弟を目とする狙撃手の英雄。
 最強系おにいちゃん。
最終更新:2016年10月08日 18:18