【元ネタ】日本・伝説
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】神夏磯媛
【性別】女
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C+ 耐久C 敏捷C 魔力C+ 幸運D 宝具C+
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせる。
今の日本列島では見られない、霊威ある巨獣でも対象となる。
また、自ら船に乗って
景行天皇の軍勢の前に姿を見せたという。
【固有スキル】
魔術:B
卑弥呼と系統を同じくする、古代日本の巫女王の魔術。
白旗の持ち手:B
敵意がない場合、相手の警戒心を解いて交渉を優位に進める雰囲気。
白旗を降伏の証とすることは古来より東洋にも存在しており、日本史上で最初に使用したのが
セイバーである。
圏境:D
周辺を感知するスキル。景行天皇に周辺の四人の王の名を挙げ、討伐を促した。
【宝具】
『三種宝賢木(みくさのたからのさかき)』
ランク:C+ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
現在の北九州市一帯を治めていた、セイバーの王権の象徴。
現地で神聖視されていたと思われる山で根から採取した榊の枝に、一番上に八拳剣、
二番目に八咫鏡、三番目に八尺瓊(の勾玉)を懸けて、景行天皇に服属を誓った。
八云々は単に大きくて立派という意味であり、『日本書紀』には所謂三種の神器以外にも八咫鏡や八尺瓊勾玉が登場しており、
草薙剣も複数の剣の伝説を合わせたものと考えられている。
古墳からもこの三種が組で出土している、当時の王権の象徴。
当時の日本には、まだ大和政権を差し置いて朝鮮半島の王国に対し、倭王を名乗る王たちが存在していたが、彼らも同様の宝物を所有していた筈である。
セイバーの王権が大和の王権に勝利していれば、これが日本の三種の神器になりえていたかもしれない。
榊全体を振るい、武器として使用する。
【Weapon】
『磯津山の賢木』
磯津山(現在の北九州市辺りの山か)に自生していた榊の木を根から掘り起こした物。
これに三種の宝物を懸け、大和政権への服属を誓った。
【解説】
『日本書紀』に登場する、現在の福岡県あたりを治めていた女王。
『日本書紀』や『風土記』逸文には、古代の九州北部に複数の女王がいたことが記されており、
セイバーもその一人であったが、景行天皇の西征に当って大和政権に服属した。
しかし、南九州の熊襲はなかなか従わなかった為、天皇に代わって小碓尊が派遣される。
討ち取った熊襲の王から名を献じられたこの尊こそ、後の
日本武尊であった。
最終更新:2016年10月08日 20:34