景行天皇

【元ネタ】日本神話
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】景行天皇
【性別】男性
【身長・体重】184cm・109kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:E
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクEならば、マスターを失っても数時間は現界可能。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 天照大御神の直系にあたる。

カリスマ(偽):C
 卓越した言論による人心掌握術。
 その技術は主に国家運営や籠絡に転用される。

占術:B
 成否吉凶や天候を占じ、邪を祓い瑞兆を得る法。
 卜占一般に通じる魔術体系だが、景行天皇のそれは神道系に属する。

【宝具】
『帝踏石(たいとういわ)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:5~40 最大捕捉:50人
 土蜘蛛への戦勝を占い天を舞った巨石。
 誓約がかけられたこの岩の“重さ”は景行天皇の掌中にあり、
 岩蹴りによる攻撃、重量譲渡による妨害、自重増による耐性獲得等を可能とする。
 無重量状態で岩を放ち(蹴り)、着弾付近で“重さ”を復活させることで、
 投擲兵装としては規格外のウェイトが対軍規模の破壊を生み出す。

【Weapon】
『無銘・戦槌』
 土蜘蛛討伐のために椿から造られ、精鋭に持たせた槌。
 椿の霊性と強度を両立させた凶悪な鈍器であり、一種の礼装のようにも機能する。

【解説】
 第12代天皇。大足彦忍代別天皇。日本武尊の父。80人の子がいたという。
 豊後国の土蜘蛛を征服し、武勇に優れたと称される天皇だが、
 景行天皇記の記述の殆どは、息子・日本武尊の事績に費やされている。
 記紀から見て取れる日本武尊の逸話には相違が多く、
 父親としての接し方に雲泥の差がある他、書紀では景行天皇が思国歌を歌っている。
 また、贈り物で呼び集めた相手や、降服した敵を皆殺しにしたり、
 寵愛した熊襲の娘に父殺しをさせて、それを用済みになったら殺したりと、
 全体的なやり口が息子以上にえげつない。小碓の外道は遺伝だろう。

 柏峡大野には大石があり、天皇は神威を伺って、
 「吾が土蜘蛛を討てるならば、この石を蹴ったら柏の葉のごとく舞い上がれ」
 と言って石を蹴ると、石は言葉通りに柏葉のように宙を舞った。
 曰く、小倉朽網の「帝踏石」がそれと伝わる。(ていとうせき)という読みもある。
最終更新:2016年09月29日 21:39