【元ネタ】
インド神話
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】バーラタ
【性別】男性
【身長・体重】172cm・89kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力A 耐久B+ 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
【保有スキル】
天性の肉体:A
生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。
このスキルの所有者は、常に耐久がランクアップしているものとして扱われる。
カリスマ:A
大軍団を指揮する天性の才能。
Aランクはおおよそ人間として獲得しうる最高峰の人望といえる。
【宝具】
『閻浮提拓ける大陸王旗(バーラタヴァルシャ)』
ランク:B(B++) 種別:対軍宝具 レンジ:40~80 最大捕捉:1000人
征服地に立てられたバーラタ王の軍旗。
専有領域(領土)に比例した数の軍団ユニットを召喚する結界宝具。
領土(結界)の維持・拡張には魔術的な侵食や魔力充填ではなく、
自ら物理的に標的の土地に旗を打ちたて、またそれを守護することが求められるために
所有者の武勇が問われる宝具といえる。
インドの地に完全召喚されたならば亜大陸全域を掌握する超宝具であったが、
現在は出力が限定されている。
【解説】
インド亜大陸を指すバーラタヴァルシャ、
インドを指すバーラトの由来として名を残す大征服者、皇帝バーラタ。
ヤヤティの末裔・ドゥシャンタ王と仙女シャンクンタラーとの間に生まれた覇王である。
幼くして猛獣と戯れる異常性からサルヴァダマナ(一切の征服者)と呼ばれ、インド世界を統一し、
後にパーンダヴァを排出する
バラタ族の始祖となった。
……というのがマハーバーラタやアビジュニャーナ=シャークンタラが語る神話。
ほぼ自らの物語を持たず、伝承中の立ち位置は
プルーラヴァスの子アーユスのそれに近い。
バーガヴァタ・プラーナによれば、バーラタヴァルシャの語源となったバーラタ王はリシャバの子であり、
修行者であり、真理を悟りジャダ・バーラタと称した聖人王であり、全土征服は祖父が行ったものとされる。
また、時代も第一マヌヴァンタラと設定されている。
ジャイナ教はジャダ・バーラタを
転輪聖王とし、以下の神話を残す。
バーラタが世界を征服し、メール山の頂上に旗を打ち立てようとした所、既にそこには旗があった。
心打たれたバーラタは謙虚な心を得て、俗界を捨て、(ジャイナ教の教えにより)涅槃に至った。
旗宝具はこの神話に由来する。
ジャダ(白痴)さんと叙事詩バラタの関係は調べきれなかった。ホントは別人だったらすまぬ。
最初は叙事詩神話オンリーで作りたかったが宝具が作れなかった。
叙事詩バラタも戦車で敵ぶっ殺した程度の記述は見つかるのだが、インドライダーはもう飽きたので。
最終更新:2016年10月08日 21:32