ジェラール・ベラルメ

【元ネタ】十字軍叙事詩
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ジェラール・ベラルメ
【性別】男性
【身長・体重】176cm・74kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【保有スキル】
千里眼:C
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。

信仰の加護:B
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。

【宝具】
『宿願果たす継承の光(マルグレ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1人
 最早追いつき得ぬほど遠く離れたサラディンを貫いた、名剣マルグレの一撃。
 光刃の分離発射である。

【Weapon】
『麗しき武装』
 妖精郷のアーサー王からボードワン一世、五人の大伯父、異父兄、父を介して
 最終的にジェラールが得た武具と白馬。ただし白馬はライダークラスでのみ現界する。

【解説】
 サラディンを殺した男、『麗しき武装の』ジェラール。
 ユオン・ド・タバリと『麗しの』シナモンドの間に生まれた長子。

 ユオン・ド・タバリは庶子ボードワンに度々恩義を施し、
 その縁から彼の母『麗しの』シナモンドを娶る事になった。
 二人の間には長子ジェラールとシガンが生まれる。サラディンによる十字軍国家への大攻勢の中
 庶子は亡くなり、名剣をはじめとする彼の武装はユオンを介してジェラールへと託された。

 リチャード獅子心王撤退後のダマスクスでの合戦に、ジェラールとユオンは大軍を率いて参戦。
 サラディンの姿を認めると兄の仇討ちとばかりに突撃し、この際には両者重傷の相討ちに終わるも
 キリスト教徒軍優勢へ傾く契機となった。形勢不利を悟ったサラディンは撤退すべく軍艦に向かい
 追撃するジェラールは引き返して戦うよう叫ぶが、サラディンは理無しと聞かず馬を走らせる。
 そして兵士全ての乗艦を見届けた敵将が自らも乗り込もうとした時、ジェラールは名剣を投げた。
 剣はサラディンの防具を貫いて深く突き刺さり、致命傷を負わせる。死の床から配下に指示を下し
 バビロニア(カイロ)へと戻ったサラディンは、密かにキリストに帰依して亡くなったという。
最終更新:2016年10月08日 22:45