庶子ボードワン

【元ネタ】十字軍叙事詩
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】庶子ボードワン
【性別】男性
【身長・体重】176cm・77kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具C+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【保有スキル】
戦闘続行:C
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦うことを止めない。

変装:D
 変装の技術。真名看破の確率を低減させる。
 炭焼き姿でイスラム教国モントスキュルに潜入し、妻のもとへ到達した。

【宝具】
『麗しき白の装い(ベラルメ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 花の如き白馬ブランシャール、雁白の兜ゴスウィト、白銀の鎖帷子ウィガル。
 併用する事でライダーにAランクの直感と魔力放出のスキルを発現させる。
 妖精郷に住む王がボードワン一世を介し『庶子』へ贈った、愛用の武具と軍馬である。

『押し潰す破壊の獣(バイス・ケルニュウ)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:100人
 リミッターをカットした武具の最大解放を以て再現する“コーンウォールの猪”。
 人馬共に能力値が一ランク向上し、膨大な魔力放出を伴う突撃により敵を粉砕する。
 効果終了時から十ターンの間、過剰放出を行った武具は宝具の機能を停止する。

【Weapon】
『マルグレ』
 オルフェイス島でマトゥサランが鍛えた、研ぎ澄まされた幅広の刃が光り輝く剣。
 ボードワン一世が騎士叙勲の折に庶子へ贈り、以後その死に至るまで彼と共にあった。

【解説】
 イェルサレム国王ボードワン一世と『美しき』シナモンドとの間に生まれた庶子。
 十字軍叙事詩最重要人物の一人ユオン・ド・タバリの義子、
 ユオンとシナモンドの子でサラディンを殺すジェラール・ベラルメの異父兄。

 シナモンドの兄弟である五人の王のもとで育てられ、技芸に優れた若者に育つ。
 しかし私生児としての出自を侮辱された事で従兄弟を殺してしまい、
 ボードワン一世の裁断を仰ぐべくイェルサレムへと引き立てられる。
 ユオンらの取り成しを受け許された庶子は父王の手で騎士叙勲を受け、武具を贈られた。

 ボードワン一世の寵愛を受け、王の嫡子ウリに嫉妬され刺客を差し向けられながらも
 様々に武勲を挙げる『庶子』だったが、やがてサラディンによる大攻勢が始まる。
 ゴルゴタの丘でユオンと二人奮戦する『庶子』は、「最も勇敢なキリスト教徒二人」と
 サラディンにも讃辞を受け、しかし全身に深手を負いユオンに遺言を残して亡くなった。
 ユオンを通じてジェラールに託された剣は、後にサラディンに致命傷を負わせる事となる。
最終更新:2016年10月08日 22:43