【元ネタ】ティラン・ロ・ブラン
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ティラン
【性別】男性
【身長・体重】178cm・80kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷A 魔力E 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:E-
魔術に対する守り。ダメージ数値を僅かに削減する。
彼の物語世界自体が魔術要素に縁遠く、三騎士のクラスにあるまじき低さを誇る。
【保有スキル】
皇帝特権:A
本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
カエサルなれど正式な帝位には就かなかったランサーだが、
宝具である旗により“諸王国の上に立つ者”としての特性が強化されている。
軍略:C
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
自己暗示:C-
目標の達成に関する事象に最適な展開を啓示された、という思い込み。
ちょっとした偶然を啓示として都合よく受け取り、調子に乗って有利な修正を受ける。
……気弱な時には都合悪く受け取り、不利な修正を受けてしまう。
【宝具】
『別ち得ぬ情炎(カルメシ・ロ・ブランコ)』
ランク:B 種別:対人・対軍宝具 レンジ:1、2~30 最大捕捉:1人、50人
防性の金炎と攻性の緋焔を操る、二本の旗槍。
緋色の地に金で炎の舌が描かれ、炎の中にはC.C.C.と書かれた旗と
金の地に赤い炎が描かれ、その中にT.T.T.と書かれた旗とは本質的に一体であり
双方の炎をどちらの槍でも行使する事ができる。
【解説】
十五世紀の作品『ティラン・ロ・ブラン(白のティラン)』の主人公。
魔術・怪物等の超自然要素を本筋から排除した、騎士物語ならぬ
騎士道小説世界の人物。
十三世紀末から十四世紀に活躍した
ルジェ・ダ・フローがモデルとされる。
ウーサー・ペンドラゴンゆかりの城の一族、ブルターニュのロカ・サラダ家の出。
英国へ赴いてウォーウィック伯ウィリアム(
ウォリックのガイ)に騎士の心得を学び、
数々の試合と決闘で偉大な武勲を挙げて新設ガーター騎士団の第一席に任じられた。
その後、招かれたビザンティン帝国にて元帥としてトルコの大軍勢と戦いこれを撃退。
彼が捕虜としたスルタンと大汗グラン・トゥルクは帝国と百一年の和平協定を結び、
ティランは栄誉と共に皇女と婚約し皇位継承者である副帝カエサルとなった。
皇女カルマジーナとの煮え切らない恋愛関係の最後には半ば力ずくで肉体関係を結んでおり、
戦勝からめでたく皇帝にも認められ正式に結婚できる事になったのだが、病を得て急死。
カルマジーナもまた衰弱して死に、二人は共にロカ・サラダ一族が眠る教会へ葬られた。
ティランの広大な征服地を示す多くの旗の上には、金色のティランの愛が皇女の炎で純化され
カルマジーナの愛がティランの愛と一体になっている事を示す二枚の旗が掲げられている。
最終更新:2016年10月08日 22:58