【元ネタ】戦国時代
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】佐竹義重
【性別】男性
【身長・体重】170cm・65kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B+ 魔力C 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
怪力:C-
筋力を1ランクアップさせることが可能。
ただし、このスキルが発動している場合は1ターンごとにダメージを負う。
鬼義重の異名を取るとされているが本当に鬼の血を継いでいたらしく、隔世遺伝で怪力が発現している。
とはいえ血が薄すぎるためか自身の身体への負担も大きいようだ。
魔力放出(炎):E-
鬼の因子の隔世遺伝によって得た異能。
……なのだが血が薄すぎるためか、体温の自然上昇ぐらいにしか恩恵が無い。
寒冷系のダメージをわずかに削減する。北国の寒夜でも掛け布団一つでぽかぽかである。
縮地:C
瞬時に相手との間合いを詰める技術。多くの武芸者、武道が追い求める歩法の極み。
単純な素早さではなく、歩法、体捌き、呼吸、死角など幾多の現象が絡み合い完成する。
陰流で言うところの猿飛と呼ばれる移動術。義重は愛州元香斎に陰流の奥義を授けられたという。
【宝具】
『坂東太郎(おによししげ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~5×7 最大捕捉:7人
北条軍との戦いで一呼吸の間に7人の敵を切り捨てた逸話の具現。
縮地を使用したターンに敵を倒した場合、さらに縮地からの攻撃を行うことができる。
この効果は7人倒すか、一撃で倒すことに失敗した場合に終了する。
【Weapon】
『八文字長義』
元は義重の母方の実家の所有していた太刀。
敵の兜もろとも頭部を真っ二つに斬り割り、それが馬の左右に八文字形になって落下したことから「八文字長義」と名付けられたという。
【解説】
戦国時代の大名。『鬼義重』『坂東太郎』の異名を持つ知勇に優れた名将。
北条氏政、
伊達政宗といった名立たる大名としのぎを削りあった末に、秀吉の介入で常陸国54万石を制した。
関ヶ原の戦いでは東軍派であったが、息子の義宣は西軍派であったために家中で対立。
思うように動きが取れず、東軍勝利後に所領を減封された。
†
父・佐竹義昭の早くからの隠居により家督を継ぎ、父の急逝で実権を握る。
諸勢力を攻め下して佐竹家の勢威を強めるが、関東に覇を唱える北条家と対立。
また、勢力の急成長を北の蘆名盛氏らに危険視され、二正面作戦を強いられる窮地に陥ってしまう。
義重は結城家や宇都宮家と同盟を結んで対抗したものの抗しきれず、不利な条件での和睦を強いられた。
蘆名盛氏が死去し、代わって伊達政宗が東北の雄として頭角を現し始めると、
義重はこれを危険視し、奥州の反伊達勢力と連合してあと一歩のところまで追い詰めた。
しかし背後の北条家や里見家が不穏な動きを見せたために撤退を余儀なくされる。
後に再び連合して伊達家と戦うが、諸勢力の利害の対立から軍が機能せず、
義重自身も誼を通じていた羽柴秀吉が惣無事令を発していることから公然と兵を動かせなかったため勝利を得られず、
伊達家を勢いづかせる結果に終わる。
南の北条家、北の伊達家に攻め寄せられ窮地に陥っていた義重ではあったが、
懇意にしていた秀吉が北条家を討つため大軍を率いて東国に攻め寄せたことで状況が一転。
義重は秀吉に協力しつつ、その支援を背景として常陸国を統一した。
以降は息子・義宣に当主の座を譲り渡して隠居していたが、
関ヶ原の戦いで義宣が友人・
石田三成が属する西軍に味方しようとするとこれに反対し、東軍に味方せよと述べ対立したという。
(争いの行末を見定めた上で漁夫の利を取ろうとしていたが、関ヶ原の戦いが一日で終わった所為で思惑が外れたのだという説もある)
結果として佐竹家は去就定かならぬ動きとなり、関ヶ原の戦いの後に佐竹家は久保田(秋田)藩に領土を減移封された。
減封以前は金山に最新の冶金技術を導入し、豊富な資金力で関東一の鉄砲隊を備えていたという。
しかし減封後は慢性的な財政難や相次ぐ反佐竹一揆に苦しめられ、これらの問題は義重の死後も続いた。
最終更新:2016年06月20日 21:08