【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】アブドゥル・ラフマーン1世
【性別】男性
【身長・体重】179cm・72kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷A 魔力E 幸運A+ 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
単独行動:A
マスター不在でも行動できる。
ただし、宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。
脱兎:A+
逃走時にAGI(敏捷)とLUC(幸運)をランクアップさせるスキル。
背面奇襲:B
追撃判定に成功した場合、それを奇襲としてダメージを2倍とする。
アブドゥル・ラフマーンはロンスヴォーの戦いに結び付けられて語られるが、史実でなく、
実際にローランを殺したのはバスク人である。
孤高の人:A
単独行動中の判定に有利な補正を、マスターが介入した判定に不利な補正を与える。
干渉を嫌う采配者の気概。……口を出されるとやる気を無くす質ともいう。
【宝具】
『鷹は一羽で舞い降りる(アル・ダヒル)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:一人
現界したセイバーに追従して召喚される300体の亡霊。
ルアンダで300人の騎兵の護衛とともに旧臣らに迎えられ、マラガへの道を開かれた逸話の具現。
ただし晩年の猜疑心により、「安全のため」として亡霊の自我・戦闘力は奪われている。
『孤高王の飛翔(サクル・クライシュ)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:200人
亡霊300体の一部を燃料に用いることでノーコストで行使される真の宝具。
剣から発せられる“鷹の羽撃き”たる大威力攻撃。
セイバーなので「火に鞘を投じた剣」だが、他クラスの場合は「緑のターバンを巻いた槍」など
相応の武装へ発動体が変更される。
【解説】
ウマイヤ朝10代目カリフ・ヒシャームの孫であり、西カリフ帝国、コルドバのウマイヤ朝とも呼ばれる
後ウマイヤ朝の開祖にして初代アミール、アブド・アル・ラフマーン一世。
新王朝に王家を滅ぼされ、逃避行の中で弟を失いながらも遠方の旧領に落ち延び、
ふたたび王朝を再興させたという稀に見る英雄。
ベルベル人の母を持ち、母方の一族の結束を頼って勢力を拡大したとされる。
旧王朝を滅ぼしたアッバース朝とは後ウマイヤ朝成立後も戦いを続けた。
シャルルマーニュの遠征に耐え、部族反乱を戦い抜いた後、この王国は以後3世紀存続した。
イベリア半島最長のイスラム政権である。
長身痩躯、金髪碧眼、隻眼で威圧的、カリスマ性に富むというリアル主人公。
アッバース朝の誇る名君
マンスール終生の好敵手(ライバル)であり、彼に"クライシュの鷹"と賞賛された。
「ひとりでアジアとアフリカを渡り、槍の穂先と剣の刃をくぐり抜けた勇気と機略。
ムアーウィアや俺ですら親族・腹心の助けを借りて玉座に登ったというのに、あの男は一人でやってのけたのだ。
マジすげえ。クライシュの鷹(サクル・クライシュ)は俺じゃねえよ、アブドゥル・ラフマーンだ」
的なことを言ったらしい。
実は老害バージョン。外見年齢40代。
若いころの姿では今以上に生存能力が高くなる。性格も明るくなる。なにより亡霊を使い潰さなくなる。
最終更新:2016年06月20日 22:13