【元ネタ】ラーマーヤナ
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】トゥムブル
【性別】男性
【身長・体重】280cm・398kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷D 魔力C 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
【固有スキル】
神性:E-
神霊適性を持つが、財宝神の呪詛により大幅にランクダウンしている。
英霊自身の魔物、魔獣としてのランクが上がる度に減少していく。
変転の魔:C
英雄や神が生前に魔として変じたことを示すスキル。
過去にあった事実を強調することでサーヴァントとしての能力を強化させる。
ランサーは高位の羅刹種の肉体を獲得して(しまって)いる。
【宝具】
『害有りし、害為す者(ヴィラーダ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
苦行の褒賞として創造神ブラフマーより与えられた特権。
武器による攻撃では死することがなく、また拳足による打撃などにも耐性を発揮する。
ラーマと
ラクシュマナの英雄兄弟には散々に打ちのめされた末に
穴に放り込まれてようやく絶命したが、恐らく窒息死したのだと思われる。
【Weapon】
『無銘・槍』
主に投槍として使用される。矛とも。
これから繰り出される一撃は雷と炎を纏う大威力だが、英雄ラーマには容易く撃ち落された。
【解説】
ラーマーヤナに登場する羅刹。ヴィラーダ(害を与える者)と名乗る。
醜悪な不具の巨躯を持ち、虎皮を身に着けて血に塗れていた。
ダンダカの森でラーマ一行と出会うなり襲い掛かり、
シーターを簒奪しようし、
ラーマ・ラクシュマナとの戦いが始まった。
この羅刹には武器が効かず、英雄兄弟も苦戦したが、シーターの声を聞いて奮起し、
形勢逆転すると一方的に徒手で羅刹を打ちのめした。
しかしそれでも羅刹は死なないので、兄弟は穴を掘って羅刹を投げ入れることにすると、
ここに来て羅刹は己の正体と真意を語り始めた。
曰く、元々はガンダルヴァ神族のトゥムブルという者であったが、無礼な振る舞いをした為に
財宝神より呪詛を受けて羅刹の姿になってしまったという。
そして、ラーマという王子が自身を打ち倒す時にこの呪詛から解放されるという予言も授かっていた。
己を打ち倒したこの者こそがラーマであると理解した羅刹は、自身を穴に放り込んで殺す様に嘆願し、
その通りにされたことで羅刹としての命は終わりを告げた。
尚、その際にラーマにシャラバンガ仙の元へ行くことを勧めている。
【コメント】
羅刹として死んだ後に天上へ戻ったかは明言されていない。
まあ文脈的にそれ以外ないが。適正クラスはランサーとバーサーカー。
最終更新:2017年03月22日 21:17