【元ネタ】ラーマーヤナ
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】シャトルグナ
【性別】男性
【身長・体重】180cm・64kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力C 幸運B 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
【固有スキル】
武の祝福:D
羅刹王を倒す運命にある兄を援助する為に生まれたアーチャーは
弓術以外の武芸もある程度習得している。
神性:D
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
兄ラーマと同じく 最高神の一柱であるヴィシュヌの化身であるが、その神性はラーマの4分の1である。
【宝具】
『羅刹を断つ必滅(スダルシャナ・マドゥスダナ)』
ランク:A++ 種別:対魔宝具 レンジ:2~99 最大捕捉:1人
兄である大英雄ラーマがアーチャーに授けた矢。
維持神ヴィシュヌによる神造兵装……というより、ヴィシュヌ神の体の一部そのものを
切り離して矢としたものであり、最高神の神威そのものは、世界のあらゆるものを“絶対に”穿ち貫く。
また「何者も見ていない時に作られた」という由来から、放たれたこの矢を認識することは不可能。
元々、ヴィシュヌ神が強大な二匹の阿修羅を倒すために制作した円盤(チャクラム)であり、
本来は対国以上の破壊規模を誇るが、現在はただ1人のみを討つ矢へと改造されている。
【解説】
ラーマーヤナに登場する英雄。主人公ラーマと同じくヴィシュヌ神の乳糜より生まれた王子の1人で末弟。
ラクシュマナの双子の弟だが、異母兄
バラタを敬愛していたらしく、ラクシュマナとは殆ど絡みがない。
その名は「敵を退治する者」を意味するが、作中で「敵を退治」したの一度のみである。
ある日、聖仙達がラーマ王の元へ、凶悪な羅刹ラヴァナの討伐の依頼をしにやって来た。
破壊神の最上の槍を持つこの羅刹は、槍の威力を盾に暴悪を働き、あらゆる生類を、
特に苦行者を食糧としていた為、聖仙達は英雄ラーマを頼ったのだった。
討伐の任にはバラタとシャトルグナが立候補したが、ラーマはまだ功績のないシャトルグナを選び、
この末弟を灌頂させ、ヴィシュヌの神の矢と作戦を授けて出発させた。
シャトルグナは大軍を率いて羅刹の住む都へ向かったが、いざ戦う時には単騎でラヴァナと戦った。
一度目の戦いの際は、ラーマの作戦通りラヴァナの手に槍がない時に挑み、善戦するも倒されてしまった。
しかし羅刹はシャトルグナが死んだと思ってトドメを怠り、意識を取り戻したシャトルグナは
ラーマから渡された矢を撃ち、これによって羅刹は討ち倒された。
ラヴァナの住む都はシャトルグナが統治し、12年後にシャトルグナは兄ラーマに会いに行き、
再会を喜び合った後、再び都へ戻って王として統治した。
羅刹との戦いの際は勇敢だったが、ラーマがいきなり灌頂させると言いだした時は
もの凄い勢いで遠慮しており、非常に謙虚な性格だったと思われる。
【コメント】
同名の羅刹も登場するが全くの無関係。
ラーマが渡した矢はマドゥとカイタバを殺したものとは語られてるが、マドゥカイタバ殺しの武器は円盤らしく、
じゃあラーマが改造したってことにした。「生類の大被害を与えるもの」と言ってる割に1人殺す効果だけだし。
適正クラスはアーチャーのみ。
最終更新:2017年03月22日 21:30