【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ルッジェーロ一世
【性別】男性
【身長・体重】172cm・78kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷C 魔力E 幸運A+ 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
ベルセルクの能力が顕現したためにランクダウンしている。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
ベルセルク:C
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化、格闘ダメージを向上させる勇猛スキルと、狂化スキルの複合。
ノルマン人であるセイバーも、その血を信仰心によって薄めてこそいるが“素質”は有している。
このスキルを使用すると同時に、彼は本能のままに戦う獣と化す。
信仰の加護:A+++
一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。
極めて高いランクで有するが、その人格は歪みを見せず、
異教徒たちと冗談口を叩き合える余裕さ、寛容さすら垣間見れる。
聖霊の加護:EX
聖
ゲオルギウスの加護により、痛覚によるペナルティを完全に無効化する。
ここまでランクが高いと、聖人の威光そのものを“自身の武力として”振るうことさえ可能となる。
【宝具】
『異教を放逐せよ、我が武勇(アスカロン・フォール・チェラーミ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:30 最大捕捉:1000人
130の騎士で50000のサラセン軍に大勝した武勇を示す、聖ゲオルギウスの加護。
一撃ごとに破壊力を増す連続斬撃を叩き込み、止めに聖霊の加護を宿した巨大な光剣を自身の刀身の上に形成、
その剣を振り下ろし、その一斬を以て敵軍を屠り尽す。
副次効果として、自軍全体にも加護による筋力強化を伝播させる機能も有する。
なお、一連の攻撃とゲオルギウスの加護がもたらす性能は、ルッジェーロによる誤解が多少混ざっている。
【Weapon】
『ファルシオン』
ノルマン人が用いた幅広の片刃剣。
ファルシオンの名は、剣種名に過ぎないないため、これ自体は凡百の剣と何ら変わらない。
【解説】
のちにオートヴィル朝シチリア王国となるシチリア伯国の初代君主。南イタリアの征服者。
ノルマン人タンクレード・ド・オートヴィルの子で、ロベルト・イル・グイスカルド(
ロベール・ギスカール)の弟。
タンクレードの子の中の末っ子で、当初は兄ロベルトに仕え、南伊の小村を領地として得ると、
それからシチリア征服へと乗り出し、兄弟でこれを実現させてシチリアに伯として封じられる。
兄の死後は、ロベルトの子が跡を継ぐものの父より器量がなく、大幅に勢力が弱体化したために、
ルッジェーロはそれにつけ込んで、臣下の身ながら南イタリア全域をほぼ支配する身分にまでに至った。
彼の死後、長子のシモーネが跡を継ぐが早世し、そののちに二歳下のルッジェーロ二世が跡を継ぎ、
彼の代にシチリア伯国は王国へと昇格する。
シチリア征服の過程で語られるチェラーミの戦いでは、ゲオルギウスの幻に助けられて50000以上のサラセン軍を
半分以上殺して撤退させるという、明らかに誇張だらけの戦果が語られる他、
シチリアをイスラームから解放した一方で異教の信仰にも寛容で、文官、武官を問わずイスラム教徒やギリシア正教徒の
有力な人物を数多く侍らせ、また逆に改宗を許さなかったとも語られる。
兄同様、狡猾な側面も多い一方、ロマンチストでもあった人物のようだ。
最終更新:2017年03月26日 17:29