【元ネタ】マハーバーラタ、戯曲『アビジュニャーナ=シャークンタラ』
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ドゥフシャンタ
【性別】男性
【身長・体重】185cm・85kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
【固有スキル】
カリスマ:B
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。
啓示:C
目標の達成に関する事象全てに最適な展開を“感じ取る”能力。
天の神からの助言を受ける。根拠があるので説明が楽。
離別の呪い:A-
賢者ドゥルヴァーサスにかけられた呪い。
妻や息子、そしてそれらと密接に関わる自らの宝具の真名を忘却している。
【宝具】
『全てはお前の手中より出る(マハー・バーラタ)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
アーチャーが苦難を乗り越え、再会した妻との間に授かった最大の宝、息子
バラタを召喚する。
転輪聖王の相ある子であり、またバラタ族の祖にあたるバラタは非常に高い霊格を有し、
自身に連なる後のバラタ族たち全員のスキルや宝具を全て使うことができる。
ただしドゥフシャンタの息子としての彼はまだ未熟な少年の状態である。
破格の宝具であるがアーチャーは離別の呪いがある限りこの宝具を使うことはできない。
【Weapon】
『弓』
悪魔ドゥルジャヤ退治に使用した弓。魔性の者に対して特攻効果を持つ。
『思い出の指輪』
これを持っている間は離別の呪いが解け宝具を開放することができるが、召喚されたアーチャーはこれを持っていない。
高い魔力を有し、バラタの分の魔力を賄う機能を持つ。
【解説】
マハーバーラタにて語られるバラタ族の祖先バラタの、その父親。プール家の血を引く王。
カンヴァ仙の養女シャクンタラー姫と数奇な運命の末に結ばれ、息子サルヴァダマナ=バラタを授かる。
このバラタは『マハーバーラタ』に登場するバラタ族たちの祖先となる。
カーリダーサの戯曲では呪いにより契りを結んだシャクンタラーの記憶を奪われるが、
思い出の指輪によって記憶を取り戻し、シャクンタラーを迎えに行っている。
バラタの元の名サルヴァダマナは「全てを調伏する者」の意を持つ。
宝具により呼び出されるバラタが滅法強いが、ドゥフシャンタ自身も悪魔の群れを退治するほどの戦士なので普通に強い。
バラタはアルジュナや
カルナ他マハーバーラタに出てくる英雄の宝具やスキル使い放題。しかし子供なのでステータスはさほど高くない。
親子で
コンビネーションを組めば無類の強さを発揮するだろう。
ただしドゥフシャンタは指輪によって呪いを解かない限り、真名を忘却しているため宝具の発動はできない。
つまり、宝具を使う方法はただ一つ、マスターが現代に残る思い出の指輪を探し出し、それを触媒にこのサーヴァントを召喚するしかない。
最終更新:2017年08月13日 07:13