【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】アントワーヌ=ローラン・ド・ラヴォアジェ
【性別】男
【身長・体重】176cm・62kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力 E 耐久 D+ 敏捷 E 魔力 C 幸運 D 宝具 C
【クラス別スキル】
陣地作成:D
魔術師のクラスとして、自らに有利な陣地を作り上げる。
キャスターは科学者であり、小規模な”実験室”の形成が可能。
道具作成:D
魔術的な道具を作成する技能。
キャスターの経験上、火薬の類の作成を得意とする。
【固有スキル】
天賦の叡智:C
並ぶ者なき天性の叡智を示すスキル。
肉体面での負荷や英雄が独自に所有するものを除くスキルをC~Dランクの習熟度で発揮可能。
キャスターはその死に際し「100年に1人の頭脳」と惜しまれた。
無辜の怪物:D
都市伝説から生まれたイメージにより過去の在り方を捻じ曲げられ、能力が変容している。
キャスターの場合は処刑時のエピソードによりDランク相当の
戦闘続行スキルと耐久ステータスの上昇として表れている。
キャスター本人としては不本意ではあるが、一応なりとも聖杯戦争にはデメリットなく使えるスキルなので渋々ながら受け入れている。
黄金律:D
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれだけついて回るかの宿命。
キャスターは裕福な弁護士を父に持ち、自身も徴税請負人として資産を有利に運用している。
『質量保存の法則(カロリック・コンバション・ケージ)』
ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:100人
キャスターが生前提唱した「質量保存の法則」を結界魔術として具現化した宝具。
物理的・魔術的に完全に密閉された結界内部に対象を閉じ込め、膨大な熱量により焼き尽くす。
結界内部に存在する魔術的存在は神秘を持たない黒い煤になるまで燃焼させられるが、内包する魔力は結界内に留まり続ける。
結界内に残された魔力はキャスターへと回収還元されるため、実質的な魔力消費は少ない。
【解説】
18世紀フランス出身の化学者。
質量保存の法則の発見、酸素の命名、フロギストン説の否定を行ったことから「近代化学の父」と称される。
貴族の地位を金で買えるほどに裕福であり、火薬硝石公社の火薬管理監察官も務め、砲兵工廠に移り住みそこに実験室を作り研究の大部分をそこで行っていた。
酸素の発見者であるプリーストリーとの交流から酸素を命名するとともに、燃焼とは「酸素と物質の結合」であることにたどり着く。
さらに同国の化学者とともに動物の呼吸が一種の燃焼であることも突き止める。
フランス革命の中でも気体の化学から発展して呼吸と燃焼の関係性を調べる生理学的分野に興味を移していった。
しかし革命政府が徴税請負人の逮捕を進め、自身も徴税請負人だったラヴォアジェは自首したが投獄される。
革命裁判所は「フランス人民に対する陰謀」の罪による死刑判決を下し、ラヴォアジェが成した科学上の実績を持ち出した弁護に対しても「共和国に科学者は不要」と裁判長に切り捨てられ、その日のうちにギロチンで処刑された。
当時のフランス出身の天文学者ラグランジュはラヴォアジェの死に際し「彼の頭を切り落とすのは一瞬だが、彼と同じ頭脳を持つ者が現れるには100年かかるだろう」と彼の才能を惜しんだ。
ラヴォアジェがギロチンにかけられる際、処刑後の首に意識があるかを実験するため、周囲の人間に「斬首後、可能な限り瞬きを続ける」と宣言して実際に瞬きを行なった」と言う説話がある。
しかし、当時のラヴォアジェの処刑は35分間で26人を処刑する流れ作業の中であり、そのような実験をする時間も猶予もなく、都市伝説の域を出ないとされる。
現在では、質量保存の法則そのものはアインシュタインの相対性理論によって否定されている。
しかし自然の基本法則の座を失ってなお、素粒子論・核物理・宇宙論を除くなどを除く自然科学のほとんどの分野で実用上の基本法則として用いられている。
最終更新:2017年08月13日 07:16