アンドレ・マッセナ

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】アンドレ・マッセナ
【性別】男性
【身長・体重】180cm・76kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷B 魔力E 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
海賊の誉れ:D
 海賊独自の価値観から生じる特殊スキル。
 低ランクの精神汚染、勇猛、戦闘続行などが複合されている。
 マッセナが海賊(私掠船員)であった期間はごく短いものだが、
 その後の彼の性格には大いに影響を及ぼしている(かもしれない)。

戦略:B
 外交や兵站など大局的に物事とをとらえ、戦う前に勝利を決する力。
 生前、ナポレオン麾下の中で数少ない、
 自身で戦略を立案できる貴重な元帥として重用された。

虎視:A
 虎が獲物を狙うが如く、絶好機を逃さない勝利欲。
 判定のクリティカル域が増加する。
 ただし、通常成功の条件を満たしていない場合、クリティカルが発生してもその判定は失敗となる。

【宝具】
『勝利の女神の申し子(マセナ・エ・アンポルテ)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:10 最大捕捉:100人
 騎兵の亡霊を召喚し、師団として指揮・統率する。
 当然、騎兵隊にサーヴァントと対等に戦える戦闘力はないが、マッセナの行軍についてこられるほか、
 敵を傷つけることでその幸運までも奪い、マッセナのものとすることができる。
 幸運はEXランクになった時点で打ち止め、また、一人の幸運はEランクまでしか下げられない。
 ナポレオンをして「勝利の女神の申し子」と言わしめた用兵巧者ぶりと、
 その人格・勝利への貪欲さの逸話をミックスした宝具。

【Weapon】
『シャルルヴィル・マスケット』
『軍刀』

【解説】
 ナポレオンに仕えた元帥の一人。
 ニースの貿易商の家系に生まれるが幼くして両親を亡くし、親戚に引き取られ、
 その親戚が経営する石鹸業者のもとで働くが、13歳で家出し、武装商船(ほぼ海賊)の船員となる。
 船員を辞めると軍隊に身を投じ、平民出身者としての限界地位まで出世する。
 だがそれ以上の立身は無理と悟って見切りをつけ、密輸業者となるがすぐに軍隊に出戻り、
 時勢も手伝ってか経歴を評価されて大佐にまで出世し、そこからすぐに将校の任を受け、
 1796年にすでに一定以上の武功を挙げた状態でナポレオンの麾下に入る。
 そこからすぐにリヴォリの戦いでの目覚ましい武功が評価されてスイス方面司令官に任ぜられ、
 ロシア・オーストリア同盟との戦いでも武功を挙げる。
 その後すぐにイタリア方面司令官に栄転。軍隊による略奪の慣行化で悪名を馳せた。
 一時期退役をするも、ナポレオンの皇帝即位時に強制的に軍職復帰をさせられ、
 アスペルン・エスリンク、ヴァグラム、半島戦争など多くの戦場を転戦。
 半島戦争ではウェリントン公に対する敗戦によって軍司令官からマルセイユ司令官に降格となり、
 ナポレオン退位後もその職に留まる。
 そのナポレオンのエルバ島脱出時には日和見を決め込んだために、
 百日天下が終わると全ての職を解かれた。1817年に死去。
 ワーテルロー後のネイ元帥裁判に陪審員になるよう命じられたが、これは拒否している。

 海賊の習性が身についていたのかどうかは知らないが、
 非常に強欲で浅ましく、略奪や女たらしの逸話に事欠くことがない。
 また、戦場ではほぼ負傷らしい負傷をしていない。
 だが兎狩りに興じた際に、ナポレオンの誤射がもとで片方の視力を失っている。
最終更新:2017年08月13日 08:03