【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ジャン=バティスト・ジュールダン
【性別】男性
【身長・体重】169cm・80kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力E 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:E
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
小規模な”結界”の形成が可能。
“戦下手”スキルのせいで野営地作成さえできなくなっており、
無理矢理魔術師の陣地を宛がわれている。
道具作成(偽):A
魔力を帯びた器具を作成する。
本来魔術師ではないジュールダンはこのスキルを持ち得ないが、
“募兵特許状”スキルの存在によって兵を徴集するための召集令状を作成可能。
【固有スキル】
戦下手:B
本人が自覚しつつも断固として認めていないスキル。
団体戦闘において判定に不利な補正がかかる。
カリスマや軍略も、このスキルがあるため効果を生かせない。
戦闘撤退:B
戦闘から離脱する能力。
“
仕切り直し”とは異なり、状況を整理する能力は持たない。
状況を整理できないあまり、退却時にとんでもない失態を演じることもある。
募兵特許状:A
ジュールダン・デルブレル法制定者として兵を募り、武装させ、部隊を編成する令状作成能力。
周囲の霊的存在と契約し、自身の使い魔――ゴーストライナーとして使役できる。
ランクA以上ならば、マスターを失った他のサーヴァントとの再契約も可能。ただし、令呪を得る事はできない。
他サーヴァントと契約した場合を除き、ゴーストライナーは兵士としての役割(クラス)とそれに応じた装備が与えられる。
【宝具】
『近代徴兵の父(ル・ペー=コンスキー)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:1000人
“募兵特許状”で使い魔化した亡霊に、ナポレオン時代のフランス兵としてのアイデンティティをかぶせる宝具。
彼らは皆、自身の軍団こそが地上最強の軍団と信じて疑わない特性を宿しており、
常にトランス状態に迫る士気の高さを維持し続ける。
なお、士気はともかく、練度は“かぶせた”だけでは上昇しない。
十全の軍団として運用するには練兵が必要となる。
また、もとの亡霊と相性が悪すぎると、かぶせた特性が剥がれてしまうこともある。
【Weapon】
『銃剣』
『サーベル』
『シャルルヴィルマスケット』
いずれも自身で装備せず、兵に装備させる。
魔力がもつ限り、最低限の装備は軍勢全体に行き届かせることが可能。
【解説】
ナポレオンに仕えた元帥の一人。
フランス中部リモージュの外科医の家系に生まれ、10代の時分に一兵卒として渡米して独立戦争に参加。
帰国後に中尉に任官。1790年代前半にカルノーによって北仏軍司令官に抜擢される。
一時期下野するが再度カルノーによって登用され、今度はオーストリア軍と交戦する。
フリューラス会戦では大勝利をおさめるが、その後は、ナポレオンがイタリア戦線で勝利を重ねる中、
オーストリア戦線でカール大公などに敗戦を重ねた。
1798年に五百人会の議員としても活動を始め、近代徴兵制度のもととなったジュールダン・デルブレル法を成立させる。
翌年には軍職復帰をするが、再度カール大公と干戈を交え、敗北した上でマッセナと交代させられる。
ブリュメール18日の政変時には、ナポレオンを支持しなかったため放逐されたが、
過去の功績ゆえに1804年には元帥号を授与される。
1806年にイタリアに派遣され、ジョゼフ・ボナパルトの副将格としてその戦線に同行。
半島戦争におけるヴィットリア会戦では、
ウェリントン公(当時は侯爵)軍に対して大敗を喫し、退却の際に元帥杖を落とす大失態を演じた。
その後、ジョゼフとの不和や重責へのプレッシャーから辞任を求め、本土に召還された上で容れられ、退役。
百日天下においては、じっくり考えた末にナポレオン側に就くが重用はされず。
ワーテルロー会戦後にはネイ元帥裁判の陪審員の一人となった。
なお、気球に関しては「有用性はない」と信じているため、装備としても持ってきていない。
最終更新:2017年11月05日 17:23