小キュロス

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】キュロス
【性別】男性
【身長・体重】188cm・90kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
投擲(投槍):C
 投槍を放つ技能。

カリスマ:D-
 軍団を指揮する天性の才能。
 団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。稀有な才能。
 ライダーは体制に反抗するときにその真価を発揮する。

【宝具】
『尽き果てる突撃行軍(パサカス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 愛馬である荒れ馬に騎乗して行う走法。
 後退、進路変更の選択肢を削除して発動する特攻(ぶっこみ)であり、
 あらゆる障害を突破して、ライダーは必ず目的とする敵将へと辿り着く。
 ……が、敵を討てるか、生き残れるかはライダーの技量と幸運次第である。

【Weapon】
『無銘・武装』
 二振りの槍を振るって投げ、また敵の投槍を無傷で凌いだ鎧を身に着けていた。

【解説】
アケメネス朝ペルシアの王子。小キュロス。生年不詳。紀元前401年没。
ダレイオス2世の次男としてサルディス総督を任されていた。
父王が後継者に兄アルタクセルクセス2世を指名したことで兄を暗殺しようとするがバレて失敗し、
処刑されそうになったが母妃のとりなしのおかげで処分無しで済んだ。
しかしその後も王となることを諦めず、ギリシャ各地から兵を集めて反乱を起こした。
元々のキュロス麾下の兵10万とギリシャ兵1万強を率いて兄王軍と対峙したが、
王軍の兵数は120万という超大軍だった(間違いなく誇張であるが)。
しかしギリシャ人部隊は大いに活躍し、キュロス自身も六百の騎兵を率いて
敵部隊六千を潰走させ、自ら敵将の1人を討ち取った。
更にキュロスは兄王に迫り、一騎打ちの様な形で兄王を負傷及び落馬させたが、
トドメには至らず見失い、場が混乱している間に王の兵ミトリダテスに殺されてしまった。
こうして反乱は失敗に終わり、異国に残されたギリシャ人達は途方に暮れるのだった。

キュロスに従軍したクセノフォンはキュロスの武勇と公明正大な人格を絶賛しているが、
反乱の為に集められたギリシャ人達は騙されて連れてこられたようなもので、
本当にキュロスが公明正大か怪しいものである。


【コメント】
器量はあったが英雄になれなかった男。願いは王となること。
反乱の前から戦争の経験はあったらしい。あと何気に二槍流。
適正クラスはライダーとランサーだが、ティッサフェルネスに魔術を習っていたという話もある。
最終更新:2017年11月05日 17:27