井上円了

【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】井上円了
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷D 魔力D 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:D
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 ”哲学堂”の形成が可能。

道具作成:D
 魔術的な道具を作成する技能。
 神秘の調査・研究に必要な道具の作成に秀でている。

【固有スキル】
信仰の加護:B
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。
 浄土真宗と人間の理性を信じ、釈迦・孔子・ソクラテス・カントを尊んだ。

過労:B
 生涯を何かに専念し、肉体を限界まで酷使した者が得るスキル。
 数字上の限界を超えた行動を可能にする代わり、頓死のリスクを負う。
 仏教と教育に専念し過ぎ、何度か体を壊して長期休養している。

コレクター:C
 より品質の良いアイテムを取得する才能。
 その適性は“怪”に偏っている。
 聖杯戦争中、相手陣営の“神秘”が濃い程質の高い情報が入る。

人間観察:C
 人々を観察し、理解する技術。
 教育者として、「お化け博士」としての権能。
 信用出来る相手か、何かに騙されそうな相手かなどを鋭く見抜く。

【宝具】
『偽怪誤怪(ぎかい・ごかい)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:100人
 世には宇宙そのものの不思議である真怪もあり、身近な自然現象に
 よって起こる仮怪もあるが、妖怪とされる現象の多くは人が演出した偽
 怪、あるいは人が自ら誤認して生んだ誤怪であるとした理論。
 レンジ内に存在する宝具やスキルの“神秘”を否定し、雲散霧消させる。
 竜であれば蛇というように、幻想種の存在も矮小化されてしまう。

【Weapon】
『無銘・杖』

【解説】
 近代日本に大きな足跡を残した哲学者・教育者(1858~1919)。
 浄土真宗の寺院に生まれ、幼時より勉学に熱心で学才を発揮し、
 本願寺の学校から東京大学に進学、同期では唯一となる哲学科の
 卒業生となり、官吏にも僧侶にもならず在野で啓蒙活動に専念する
 ことを志し、哲学館(後の東洋大学)を開く。
 怪を好み、怪の多くを否定して「お化け博士」とあだ名された。
 日本も世界も各地を廻っており、最後は大連で講演中に死んでいる。
 妖怪を否定しながら、妖怪学により後世知られている人。
最終更新:2017年11月05日 17:56