【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】斎藤一
【性別】男性
【身長・体重】170cm・62kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷A 魔力E 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:C
サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。
【固有スキル】
諜報:A
このスキルは気配を遮断するのではなく、気配そのものを敵対者だと感じさせない。
親しい隣人、無害な石ころ、味方などと勘違いさせる。
ただし直接的な攻撃に出た瞬間、このスキルは効果を失う。
戦闘続行:B
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
切落:C
きりおとし。一刀流の基本にして極意。
開祖・伊藤一刀斎の魔剣を、その高弟である小野忠明が剣の術理で再構築し、擬似的に再現したもの。
相手の一撃を切り落とす(軌道を変える)と共に斬殺する、攻防一体の一閃。
言うは易しの典型で、成功させるには超人的な読みと精妙極まる運剣が必要。
相手の近接攻撃の対象になった時、それが剣技で対応できるものであれば、このスキルのランクとの対抗判定を課せる。
相手が判定に失敗した場合、その攻撃を無効化し、斬撃によるダメージを与える。
切落(真):-
対人魔剣。最大補足1人。斎藤一の『無敵の剣』
敵の行動に対する読みの深さ、運剣の精妙さに依らず、
光を超える剣速、即ち時間逆行に因りて切落を為す、一刀流開祖、伊藤一刀斎と同域の魔技。
相手の運剣を完全に見極めた後に、過去へ遡る魔剣によって切り落とす。故に、無敵。
【宝具】
『誓いの羽織(ちかいのはおり)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
浅葱色の羽織。幕末に京を震撼させた人斬り集団「新選組」の余りに有名な装束が宝具へと昇華されたもの。
装備することによりアサシンのパラメーターを向上させ、武装をランクアップさせる。
通常時の武装は『池田鬼神丸国重』であるが、この効果により『関孫六』へと位階を上げる。
斎藤一の場合、諜報スキルが使えなくなるというデメリットもある。
『玉散る剣、抜き連れて(たまちるつるぎ、ぬきつれて)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:200人
『誓いの羽織』を捨てる事で使用可能になるアサシン・斎藤一の真の宝具。
西南戦争において活躍した警視庁抜刀隊。その中から旧会津藩士を選りすぐって召喚する。
召喚される抜刀隊の隊員らは召喚者である斎藤一と“怨みの念”を共有しており、
斎藤が恨む対象を薩摩人と誤認して「戊辰の仇、戊辰の仇」と叫びながら斬り込んでいく。
純粋な軍勢宝具として用いるだけでなく、抜刀隊を囮として密かに敵へと接近し、暗殺を図る事も可能。
【解説】
幕末から明治時代にかけて活躍した人物。
新撰組の勇士、
永倉新八をして「沖田は猛者の剣、斎藤は無敵の剣」と言わしめた剣豪。
本名は山口一だが怨みを避ける為に何度か改名している。
はじめ新撰組の隊士として、明治時代には警察官として過ごした。
経歴には諸説あるが、江戸または京都で近藤勇に会い、新撰組隊士になったのは確かである。
剣術に優れ、居合の名手だったとされるが、学んだ流派は判然としない。(子孫の話によれば一刀流)
三番隊の隊長だったとされるが、四番隊であったとする説もある。総じて謎の多い人物。
なお、左利き説や左片手一本突きを得意としたという逸話は創作に由来する。
新撰組内部の粛清係を務めたともされるが、これも創作の影響が大きく、事実は分からない。
ただ、新撰組離脱者が築いた御陵衛士にスパイとして潜入した事から、裏仕事を行ったのは確か。
戊辰戦争では新撰組と共に幕軍に属して奮戦し、大政奉還の後も政府軍と戦う。
旧幕府軍が会津藩を見捨てて仙台に転進した際には、
あえて会津に残留し戦い続けるも、会津藩主が送った使者の説得に応じ、降伏した。
その後、しばらくして東京で警察官となり、西南戦争の折には警視庁抜刀隊に属して大砲二門を奪う功績を挙げた。
警視庁退職後は東京教育博物館で撃剣師範を数年務めた。
最終更新:2017年11月29日 12:04